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OVE散走レポート
2023/2/4 Sat

レポート 「立春!空の広い都心」散走

比較的暖かい日と極寒の日が交互にやってきた2023年の冬。
2月4日の立春は、その名にふさわしい陽気の中で散走を行うことができました。

立春とは、冬至と春分の間にあたる日。ということで、もうかなり日が高くなっています。
天気がよくて、風が弱ければ(それも南寄りの風であれば)暖かな日になるはず。。。

実際、朝イチは肌寒かったのですが、日が差し出すと気温はぐんぐん上がり、自転車でOVEを出発する頃には随分と暖かくなってきたのでした。


東京の都心はビルが密集していて空が狭い。少し郊外に出ると空の広さに驚くことが結構あります。でも実は、都心でも広々とした空を感じることができる場所はあるので、そこをつないで広い青空のしたを走ろう、というのが今回のテーマ。

花が咲き出していたら、さらに暖かい気持ちになれるはず!


OVEをスタートしてから四谷の迎賓館前まで、いつもの銀杏並木は通らずに別の道を走ります。「いつもの道」を走るのは、季節の変化を楽しむこともできてそれはそれで良いのですが、東京には縦横無尽に道が走っています。通りをひと筋変えると全く違った風景が待っているので、たまに違う道を走ると新しい発見があるのです。

迎賓館前の公園、地下にカフェができていた(随分まえから?)。今度行ってみよう!



外堀沿いから靖国神社へ。大村益次郎の銅像は、じつは日本で初めての西洋式の銅像なのだそうです。日本陸軍の父と言われ、靖国神社の前身である招魂社を建立することを決めた、言ってみれば「靖国神社の父」なのですが、銅像の下の説明文の半分以上が、銅像の作家である大熊氏廣の解説に割かれているのも、納得がいくのです。


そのまま九段の坂を半分下りて、北の丸公園へ。武道館では筆者の世代には懐かしく思える渡辺美里さんのライブが行われる予定で、正面入り口前には活気が溢れていました。
公園内の池のほとりにある休憩所で小休止。コーヒーと甘いお菓子でお昼前に少しお腹を落ち着かせます。




北の丸公園を突き抜け内堀通りへ。新しくなったOtemachi Oneにできた駐輪場にいったん自転車を置いて、皇居東御苑に向かいました。Otemachi Oneの庭も散策してから内堀沿いを散歩、大手門前で手荷物チェックを受けて、いざ出発!
大手門から入って本丸へ向かう道。番屋を横目に見ながら進みます。日差しもポカポカと暖かく、気持ちよく散策できます。早咲きの桜を幾つか愛でたあとで、天守台に上って都心の景色を楽しみます。眼下に広がる芝生の広場、手前には昔「大奥」がありました。そのなかで起きていたであろうドラマの数々を想像すると、のどかな芝生の広場になっている今との対比が滑稽でもあるのです。

天守台を降りると梅見坂へ。坂の始まりから下まで、左右に梅が花を咲かせているのです。先ほど桜の花を撮った時にはピントがバッチリ合ったのに、なぜか梅の花はピンボケ連発の、私のスマートフォン。結局、梅のアップは一枚も取れませんでしたが、それでも健気に咲き誇る梅の花を見て春の訪れを十分に感じることができたのでした。
二の丸に下りてくると、都道府県の木が植えられている区画。東京都、神奈川県、大阪府と都市圏の木が銀杏なのは、排気ガスに比較的強いからなのだろうか。武蔵野の森(雑木林)を再現した区画を抜けると、大きな蝋梅の木。
東京のど真ん中がこんなに自然豊かな場所だったなんて!と驚きながら、皇居東御苑を後にするのでした。





駐輪場から自転車を出すと、日本橋川を渡って神田へ。「東京アスリート食堂」でランチをいただきました。ご飯と一汁三菜のランチ、好きなおかずを自分で選ぶことができるのです。その名に恥じない、超体育会系のお兄さんたちが厨房内を行ったり来たり。ちょっと学食気分も味わえる、不思議な空間なのでした。
ちなみに、個人で行くと(個人で支払いをすると)レシートに食べたもののカロリーが表示されているそうです。




食後はちょっと腹ごなし。皇居外苑を突き抜け、日比谷公園を脇に見ながら愛宕山方面へ。トンネルをくぐって一気に飯倉から六本木へ乗り込みます。
日本一の高さになるという麻布台ヒルズのは完成間近。飯倉片町の交差点を過ぎて、カフェ「VERVE」に着地!
本日2度目のカフェタイムを満喫してOVEへと向かったのでした。





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