EVENT OVE散走&ショップイベント
OVE散走レポート
2023/3/11 Sat

レポート OVE散走で社会見学「羽田、進化する空の街と整備場」(1)

自転車で街を眺めながら走るというのは、それだけで立派な「社会見学」だと思うのですが、今回はガッツリと「施設の中を見学する」社会見学。
行き先は羽田、新整備場です。

二日連続の1日目。天気も良く風も弱い。春、絶好の散走日和です!

OVEを出発したら、広尾、白金、高輪を通っていきます。ちょっと下町風情の残っている白金商店街ではイベントが行われていました。豪邸が並ぶ高輪を過ぎて、御殿山でJRの線路をまたぐと景色は一変、品川宿にやってくるのです。現在は商店街になっている旧東海道。街ごとに少しずつ変化する商店街の景色と風情を楽しみながら南下を続けます。

涙橋から鈴ヶ森の刑場跡を過ぎると、国道15号線に合流。別名「第一京浜国道」。地元(大田区から横浜市鶴見区あたりまで)の俗称が「イチコク」なのは、戦前国道を制定したときに「国道1号線」だったから。ちなみに、現在の国道1号線は「第二京浜国道」なので「ニコク」と呼ばれています。第一京浜のバイパスとして作られた道なのです。

蛇足ですが、湘南地域の人は国道1号線のことを「イチコク」と呼ぶそうです。さらには阪神地域の方は国道2号線のことを「イチコク(「第一阪神国道」だったそうです)」並行する国道43号線を「ニコク」と呼ぶ人と、国道2号線を「ニコク」国道43号線を「ヨンサン」と呼ぶ人が入り混じっていると、ネット上の記事にありましたが、さて、実態はどうなんでしょう?

さて、そのイチコク、二桁国道とはいえ、東京ー横浜を結ぶ幹線道路。車はそれなりに走ってきます。それでも大森界隈道路の幅が広いので、車は十分避けて走っていってくれるのです。





短いイチコク区間を経て、平和の森公園からふるさとの浜辺公園へ。人口の浜が倉庫街の中に突然現れる、シュールな光景ですが、浜辺と緑があるととても癒されるのです。せっかくなので小休止。燦々と降る日差しに道の脇にキラキラ輝く菜の花の写真を撮ったりして、リラックスするのです。

そこから先は昭和島を対岸に見ながら勝島運河沿いを走りつつ、そこから呑川を少し俎上します。小さな町工場が点在する風景と見ながら呑川を渡ると、羽田の町。昔ながらの街並みと巨大な倉庫・オフィス街が隣接するの中を進みます。





多摩川の古い堤防沿いから、羽田の街の中へ入り込み、大師橋で川崎がわに渡ります。多摩川を少し下ると本日のお昼処。TREX KAWASAKIに到着です。思い思いのランチを注文し、おしゃべりに花を咲かせます。



食後は川下にあるスカイブリッジを渡ります。この橋、なんと川崎がわからは自転車に乗って進入できるのですが、東京側に渡り切ると自転車には乗れない!というなんとも変わった橋なのです。東京がわについたら、階段に設けられたスロープを押していくか、エレベーターを利用して地上に降りなければなりません。






地上で再集合したら、まずは羽田の大鳥居へ。なぜここに鳥居があるのか。という議論に花を咲かせました。(説明は鳥居の前の案内板に書かれています)



そして自転車での最終目的地、羽田イノベーションシティへ向かいます。屋上にある足湯で一休み。残念ながら風向きが悪く、飛行機は遠いところで離着陸をしているのですが、半日自転車で走ったあとの足湯で、すっかり足の疲れた取れました。
こんなに気持ち良いなら、今後も足湯探しをしようと心に誓いながら、本日のメイン。社会見学へと向かうのです。

モノレール天空橋駅から新整備場へ。外の風景を眺めているだけでも気分は「上がり」ます。新整備場駅から地上に出ると、脇には滑走路が!

そして、ここから整備場見学が始まるのでした!!
(見学ツアーに関しては、JAL SKY MUSEUMのWebサイトおよび、これまでに参加した方々がSNSにアップされた画像を参考にしてください)




※余談
見学終了後、夕方には風向きが変わり、イノベーションシティの上を離陸した飛行機が通るようになっていたのでした!




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