EVENT OVE散走&ショップイベント
OVE散走レポート
2020/2/8 Sat

渋谷今昔散走


週の終わりにかけて、この冬一番の冷え込みと言われる日が続いたからか、日差しの強い晴れた空だったからか、日陰に入った時に「ちょっと肌寒いな」と感じる以外は、ことのほかポカポカとしていた2月最初の週末、OVEからは「近所」の渋谷界隈を巡りました。



OVEを出発して、近所の裏道で自転車の乗り方を簡単に確認したあと、渋谷を巡る旅に出発します。まずはまっすぐ南へ向かって進みます。週末の表参道界隈は結婚式に出席すると思われる人たちや、買い物や食事などのために街を巡っている人たちであふれています。
コカコーラの新しいビルを横目に見ながら六本木通りを渡り、常陸宮邸に沿ってぐるりと右へ曲がります。ちょうどお屋敷が途切れる先、左手にあるのが
「白根記念 渋谷郷土博物館・文学館」
2階に郷土博物館、地下1階に文学館があるのですが、郷土博物館だけでも見所満載。じっくり見ていたら半日くらいかかりそうな内容の濃さで、満足度大!
「こんな素晴らしいものが、なんでこんなに不便な場所にあるんだろう?」
と異口同音に話をしながら、昭和な住居を再現した部屋に上がって記念撮影をしたりしながら見学したのです。



そこから明治通りに向かって行くのですが、氷川神社の脇にある細くてクネクネと曲がっていて少し急な、「散走ならばこの坂 は外せない!」と思いたくなる道を通り、代官山方面へと向かいます。日差しのせいか、街の雰囲気なのか、代官山界隈はなんとなく少し明るい気がしました。 旧山手通りを走りながら西郷山公園で小休止。早咲きの桜や梅の花が咲き、ピクニックをする家族がシートを広げてランチを食べている、ほのぼのとした時間が 流れていたのでした。



旧山手通りから円山町を通り抜けて裏渋方面へ向かいます。
「今度ちょっと飲みに行きたいなー」
と思うような、こじんまりとしながらも個性的な飲食店の並ぶ円山町、そして子供連れや、子供を乗せた電動アシスト自転車が突然増える裏渋谷。
「渋谷」という街は今でも「若者の街」という印象が強いけれども、いろいろな方向に成長しているのだな、と感じる一瞬なのでした。



今回の立ち寄りカフェは、NHKにほど近い、Zarigani Cafe。
店の入口の扉が赤いからザリガニなのか、理由を聞かなかったのでわかりませんが、意外と広い店内には「ちょっとオトナな若者」が9割以上。ちょっとコバラ も空いたので、軽い食事も頼みました。それにしても、店にいる半分くらいの人が注文していたアップルパイの迫力!上に乗っているアイスの「盛り」が半端で はなく
驚きを隠せませんでした。



OVEに向かう帰り道は、「新しい渋谷」を目の当たりにするルート。リニューアルしたパルコの脇を通り、公園通り越しに駅 前のスクランブルスクエアやストリームが見え、新宮下公園と書かれた(「ミヤシタパーク」と命名された)橋の下を潜るのですが、このミヤシタパークの完成 予想図が容易に想像出来ないカタチが、これからの渋谷と東京の目指すものなのか。。。と感じながら、見慣れた青山の街へと戻っていくのでした。



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