レポート【7/14】第13回OVE地域交流会「実践者集合!日本の自転車教育について」オンライン
アフターコロナ/ウィズコロナの時代にあって、持続可能で健康的なモビリティとして、自転車が再注目されています。この流れを一過性に終わらせず、継続させていくには、「自転車文化の底上げ」が欠かせません。今回は、自転車教育実践者の皆様に取組をご紹介いただきながら、日本における自転車教育の課題、今後に向けて普遍的に広げていくための仕組みづくりについて、パネルディスカッションで議論を深めました。
モデレーターは自転車教育の研究第一人者である、大阪市立大学大学院 工学研究科都市系専攻 准教授 吉田長裕氏。皆さまと議論いただいた内容についてまとめていただきました。
登壇者の取組み詳細は各ウェブサイトをご参照ください!
<自転車教育実践者の取組み詳細URL>
■ 子どもたちの健全な成長と安全意識を育むキッズバイク教室及び、次世代の人材育成について
→ http://idegawa.com/mtb/
■ウィラースクールについて
→ http://cyclingschool.jp/
■ デンマーク式自転車教室(ゲーム)の特徴について
→ https://ccsp.jp/program/
■パラサイクリングについて
→ https://www.jpcfweb.com/
■中高校生向け自転車教育について
→ https://ccsp.jp/page-478/
■ 自転車通学指導のススメ、指導者への指導について
→ http://jitensha-anzen.com/
<当日のスケジュールと内容>
・13:00~13:05 ご挨拶と本日の流れ説明
・13:05~ 日本の自転車教育の現況 大阪市立大学 吉田 長裕氏
・13:15~ 各取組事例と課題共有(各10分程度)
① 子どもたちの健全な成長と安全意識を育むキッズバイク教室及び、次世代の人材育成について
BICYCLE CAST株式会社 代表取締役 井手川 直樹氏
② ウィラースクールin美山について 代表 ブラッキー中島氏
③ デンマーク式自転車教室(ゲーム)の特徴について
あおぞら財団 事務局長 藤江 徹氏
④ 子ども、高齢者、障がい者の誰にも必要な自転車教育について
一般社団法人パラサイクリング連盟 専務理事 権丈 泰巳氏
⑤ 京都市、堺市などにおける中高校生向け自転車教育について
特定非営利活動法人自転車活用推進研究会 理事 藤本 典昭氏
⑥ 自転車通学指導のススメ、指導者への指導について
自転車の安全利用促進委員会メンバー 遠藤 まさ子氏
(休憩/10分)
・14:35~ 日本における自転車教育の在り方、今後の課題について
大阪市立大学 吉田 長裕氏
・14:45〜 パネルディスカッション、質疑応答
・15:30〜 終了
今後の地域交流会は、一般社団法人自転車協会様主催で開催する予定です。
各地域で取り組まれている方々の知見をお借りしながら、これからも業界全体で自転車文化向上について考えてゆきたいと思います。
主催 / ライフクリエーションスペースOVE
後援/ 一般社団法人 自転車協会
<ライフクリエーションスペースOVEについて>
(株)シマノが、新しい自転車ライフスタイルをご提案することを目的として、2006年1月より運営しているコンセプトストアです。Opportunity(機会)・Value(価値)・Ease(気軽に)をコンセプトに、様々な文化が交差する場として、価値あるモノ・コトを気軽に体験していただく機会を提供しています。
その機会のひとつとして、散歩のようにゆっくりと巡る「散走」という愉しみ方を提案しており、もっと多くの方に知っていただくために、2014年に『散走読本』を発刊させていただきました。
また、OVEを運営する(株)シマノ企業文化コミュニケーション部では「自転車と健康」に関する情報を「Cyclingood」というフリーペーパーやウェブサイトで発信しています。
「自転車通勤マインドスイッチ」ウェブサイトもご参照ください!