漆と遊ぶvol.2 ー漆で楽しむ暮らしとアウトドア・自転車ー
【開催期間】2023年9月3日(日)~10月1日(日)
OVEでは、漆と遊ぶ Vol.2ー漆で楽しむ暮らしとアウトドア・自転車ー 漆芸作家・菊池麦彦氏作品展を開催いたします。
伝統的技法を用いた漆塗りのマウンテンバイクをはじめ、登山・キャンプや渓流釣り、日常生活を彩る漆作品の展示・販売をおこないます。会期中には漆スプーンを螺鈿で加飾する伝統技法の体験イベントや漆器に親しむ散走を実施いたします。
漆芸作家・菊池麦彦氏は漆の可能性を探究しながら、新たなデザインと素材を使った製品づくりに取り組んできました。
「伝統工芸である漆を、遊びを通してもっと身近にもっと気楽に使ってもらいたい」というコンセプトで生まれた作品は、普段の生活ではもちろん、登山やキャンプ、自転車などで出かけた先でも特別感のあるひと時をもたらしてくれます。
漆製品は軽量で保温性に優れ、また高い殺菌作用(※1)を持つことから、アウトドアでの機能性や衛生面においても優れた特徴を持っています。作品の原料には国内では貴重になりつつある茨城県・奥久慈産の良質な漆を使用しています。
(※1)天然素材の漆には、ウイルスや菌の抑制効果があることが科学的に証明されており、食中毒に起因する4種類の菌での抗菌性を検証した結果、非常に有効であることがわかっています。更に、抗ウイルス(SARS-CoV-2)性についても、24時間後には約99.7%が不活性化(死滅)することが分かりました。(うるし振興研究調査結果に基づく)
【漆体験・散走イベント】
会期中は漆作品の展示および販売、体験型イベントを実施いたします。
【展示・販売予定作品紹介】
古来より日本人の生活に欠かせない道具として愛されてきた漆器。
その起源は縄文時代にまでさかのぼることができます。
食器のみならず、装飾品や耐久性が必要となる武具、仏像や寺院建築などの仕上げ塗料として、生活の様々な場面で使用されてきました。日常使用に耐える実用性と伝統の中で培われた日本的な美意識を具現化する手法として、漆は今なお日本のライフスタイルを支え発展を続ける温故知新な素材なのです。
菊池麦彦氏 在店予定日
※詳細が決まり次第お知らせいたします。
漆の原料の産地である茨城県北部・奥久慈は、自転車でヒルクライムを楽しむコースとして、県内の霞ケ浦や海沿いのサイクリングルートと並んで近年注目が高まっています。2022年からは水郡線のサイクルトレインの本格運用も始まりました。店舗では奥久慈ヒルクライムサイクリングルートマップや水郡線に関する情報を配布しております。展示会にお越しの際には是非ご活用ください。