秋の夜長を昼も愉しむ
9月になり、暑さも落ち着いて過ごしやすい日が増えてきました。
だんだんと日照時間が短くなり、夜の時間が長くなっていきます。「秋の夜長」と呼ばれるこれからの季節は、昼と夜の長さが同じとなる秋分の日から、冬の始まりとされる立冬を指すそうです。実際に夜が最も長くなるのは、12月の冬至の日ですが、夏から秋へ季節が移り変わっていく様子に、夜の長さを感じるというのが、なんとも情緒があって日本的です。
長い夜とともに、短い昼も思い切り楽しみたい!せっかくの快適な気候なので、旬の果物を使って外でもお家の中でも楽しめるドリンクのアイデアをご紹介します。
季節の果物のジャムにお酢をプラス、お茶で割ったフルーツサワーティーです。
ジャムから作ってみたい!という方は、お好きなお酢(できれば果物由来のワインビネガー、りんご酢、バルサミコ酢など)を少し加えて煮込めば、すっきりした甘さのジャムになります。果物は旬の桃、ぶどう、梨、いちじくなどがオススメ。レモンを加えて酸味を足すイメージですが、果汁ではなく醸造されたお酢を入れるのがポイントです。市販のジャムに、ほんの少しのお酢を加えても大丈夫。加熱しない場合は、風味を付ける程度で十分です。紅茶や焙じ茶、ルイボスなど、秋色のお茶で割って完成!温でも冷でもお好みで。
外に持っていく時は、ひとつまみの塩もお忘れなく。身体を温める効果があるとされるので、意外と寒い日でも安心です。自転車で公園を巡りながら、途中で寄り道しつつ美味しいパンやケーキを買って、お手軽ピクニックなんていかがでしょう。OVE店内でスタイル提案の展示も開催中。束の間の、気持ちの良い季節を満喫しましょう。