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旅先で散走・・・レンタサイクル/シェアサイクルを活用してみよう

はじめての街をレンタサイクルで散走

はじめての街をレンタサイクルで散走。(沖縄県、金武町)

緊急事態宣言も全面的に解除された最初の週末、散走スタッフは再開するOVE散走のルート再確認のために都心を「散走」しました。都心では、シェアサイクル等を利用して散走されている人たちをたくさん見かけました。その方々はもしかしたら「散走」という言葉は知らないかもしれないのですが、彼らの楽しんでいる様子を見るとそれはまさしく散走なのです。

ちょっと暑い日も多い10月ですが、散走にもってこいの季節がやってきました!

どこかへ旅に出かけたら、行った先で散走してみませんか??

旅先で散走する

旅で訪れた街を知りたいと思った時、宿の周囲を散歩して街の雰囲気を知るということがあると思います。
でも、そこそこ大きな街の場合、歩いただけでは街の全容を知るのは難しいかもしれません。そういう時に役に立つのが自転車。街を知るために、レンタサイクルやシェアサイクルを探し、街を巡る。これも「散走」。

レンタサイクル/シェアサイクル


もちろん、全てが「いきあたりばったり」の旅行をするのはある意味楽しいし、筆者の旅行(独り旅に限定しますが)の多くは無計画なまま現地で「さて、何をするかな」から始まるものなのですが、もしも余裕があったら(特に計画をするのが好きな方、もしくは無計画なのは心配な方は)事前に行き先のレンタサイクル/シェアサイクルの有無を確認しておくと良いでしょう。いくつかサービスのある時には、価格と借りられる自転車について下調べをしておくと良いと思います。

下調べのポイント(1)車種

レンタサイクルやシェアサイクルを利用しようとするとき、ついつい「利用料金」だけでサービスや自転車を決めてしまいがち。でも、料金システムや車種、自転車の状態などを事前に確認しておくと、当日余計なストレスがかからずに済みます。

たとえば、トップの写真は沖縄なのですが、この時(5年前)散走した金武町・宜野座村について、道路の状況(舗装はよかったです未舗装路がありました)、未舗装路でも楽しい場所はあるのか(沢山ありました)、坂は街の中にどれくらいあるのか(かなり急な坂がありました)など、あまり詳しく(敢えて)調べていなかったので、グラベルロードをレンタルすることにしました。
「気持ち良いから海沿いをちょっと長めに走ろう」となっても
「マングローブを見ながら川沿いのガタガタした道を走ろう」となっても
「基地の近くのアップダウンしている道を走ろう」となっても
全て対応できそうだったからでした。実際、よくばって色々楽しんだので、結果的にグラベルロードをレンタルしたのは正解でした。ちなみに、写真に写っている一緒に散走していただいた自転車冒険家の西川さんは、ご自分のグラベルロードを持ってこられました。途中乗り比べとかもできて面白かったです。ただ、若干ペダルのベアリングの具合が悪かったようでした。

そのほかもっと山がちなところで、あまりしんどい思いをしたくないなと思ったら、e-スポーツバイクを選択するのがよいでしょう。以前、北海道の美瑛・富良野界隈で、アシスト機構のない自転車を借りた観光客と思われるグループが、困惑の表情を浮かべながら自転車を押して坂を上っていたのは、私の記憶の中では強烈な印象として残っているのです。一方、平野部の(もしくは平坦な)市街地であれば、小回りがきいて、ストップアンドゴーが楽な小径車を選ぶのが良いかもしれません。平城の城下町にはそのような場所が多いのではないでしょうか。

選ぶ自転車によって、見える世界も若干違います。巡航スピードや乗車姿勢というのは、案外効いているのだな。。。と自転車を乗り換えると思います。見える世界が違うと、気分も変わります。

どういう気分で乗りたいのだろうか。迷った時はご相談ください。

下調べのポイント(2)システム

課金のシステムや支払い方法について調べておくことも重要です。
先日首都圏で地震があったとき、シェアサイクルを利用して帰宅された方が多かったということでした。
借り方を事前に知っておいた方が、すんなり借りられるのは、緊急時も旅先も同じです。

さて、私は横浜でbay bikeをよく利用します。bey bikeの1日パスは、ちょっと「クセ」があるのです。その名も「30分くりパス」
実は、1日ずっと借りっぱなしにすることは出来ず、30分ごとに返却・借受を繰り返さなくてはなりません。
つまり、自転車に乗ったら、30分以内にポートを見つけなければなりません。
横浜のみなとみらいから元町にかけての市街地は、「犬も歩けばポートに当たる」くらいにポートがあちこちに点在しています。だから、なんの問題もありません。でも「ちょっと離れたところまで足を伸ばして。。。」と思った時に、離れてからポートが見つからないと焦ります。ポート探しに時間を食ってしまうくらいならば、1日パスでなく、借りっぱなしでどんどん課金してもらった方がリーズナブルな場合もあるのです。

少し変わった例ですが、単に料金だけでなく、散走がストレスなく楽しめる方法を考えてみるのが良いと思います。

ネットの口コミなども参考までに見ておくと良いかもしれません。特に、自転車の状態については事前に確認しておいた方がよいでしょう。


当日の注意

レンタサイクルやシェアサイクルを利用する時には、自転車の状態を十分確認することが大切です。
さて、自転車乗るぞ!と借りてみたら、タイヤの空気圧、ブレーキの利き具合、ハンドルのガタ、ペダルの不具合は確認しておきましょう。以前、突然サドルが回ってパニックになったことがありました(シートポストの固定が緩かったわけではなく、やぐらの部分に問題があったのでした)。アシスト車の時はバッテリーの残量確認も忘れずに。

OVEでサイクルライフコンシェルジュにご相談いただければ、走行前の自転車チェックについて、ご説明致します。
ご近所の自転車店でも説明してもらえると思うので、質問してみるのも良いかもしれません。

次回は、旅先で「さて、どこを走ろうか」という時のヒントになるようなことを考えてみたいと思います。


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