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行きと帰りの道について。。。「行って来い」も意外とイケる!

散走をしていて、特に
「いろいろなものを見てまわりたい!」
と思っている時には、往路と復路を変えようとすることが多いのではないでしょうか。

広い街の中を巡ったり、いくつかの町をつないで散走していると、そのような傾向が強くなるように思います。

でも、来た道を帰るというのも、いろいろな発見があるものだ、というお話です。

行きに見えるものと帰りに見えるもの

この記事の最初の写真は、以前行っていた「鎌倉散走」で、お昼ご飯の前によく上っていた坂道です。おそらく、この12年ほどの間、ほぼ毎回上っていたのではないでしょうか。

一方、記事の最後にある写真は、同じ道を下る時に見える景色ですが、この坂を下ったことはほとんどありません。
山に向かって行くのと、山を背にするのとでは、景色が全く違いますよね。
トンネルに向かって、黙々と(いや、ワイワイ言っていたと思いますが)進んでいた道は、実は、鎌倉の街を遠くに見ながらシャーッと下ることができる坂道でもあるのでした。

これは、かなり極端な例なのですが、行きと帰りで風景が、雰囲気が全く違う場所というのは結構あるものです。たとえば、東京駅の前の行幸通りですが、正面に東京駅が見える東向き(みなさんこちらばかり見ています)と、先に皇居が見える西向きで雰囲気がガラリと変わります。

視線にランドマークが入ってくる風景は、行き帰りの印象が変わりやすいので「一粒で二度美味しい」を経験できます。



いつでも新鮮!路地裏の行き帰り

では逆に細かい路地裏や住宅地はどうかというと、見る方向が変わるだけで全く違う景色になってしまうところ、大きな特徴が掴みにくく細かい要素が絡んでいるところが非常に多いので、行きも帰りも新鮮な気分で走れるところが多いはず。あまり知らない道を走っているときなど、同じ道であることにずっと気づかず走っていて、あるとき見覚えのある家や住所表示、電柱や電灯を見て初めて
「あれ、ここは行きに通ったところではないかな」
と思うことことも結構あるのです。

行きも帰りも新鮮!

ここから導かれる結論?は二つ。

ひとつめは
「無理して新しい道を通って帰る必要はなく、来た道を帰ってみるのも面白い」
ということ。
ふたつめは
「方向が変わると道の見た目ががらりと変わることがあるので、来た道だからと油断をしていると、帰り道で突然どこにいるのかわからなくなる、つまり迷うことがある」
ということ。

散走ですから、迷ったら「うぉー、こんなに景色が違う」と、それも楽しんでしまえば良いのですが。



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