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夏は、朝夕と水辺。それから。。。(夏の散走、後編)

先週に引き続き、夏の散走にオススメのシチュエーションをお伝えしましょう。今回のテーマは「環境」です

夏の散走、アスファルトの照り返しでジリジリとするなか、汗だくになって散走するなら、かき氷の一つは食べたい。食べ物や立ち寄り処で涼しくなるのも散走らしいと思う筆者ですが、今日は涼しく走ることができる環境を考えてみました。

水辺


最初のオススメは「水辺」。風がほんのり流れていれば、なおよし。水が流れているのを見ると涼しげな気分になれますし、水の上を通ってきた風は少しひんやりとしていて心地よいものです。
朝夕の水辺はさらにオススメです。

暗渠を利用した「親水公園」や、街の中を流れる川に沿った道をルート上に見つけたら、少し遠回りだとしても走ってみると気分がリフレッシュ出来るかもしれません。

場所によっては虫が飛んでくることもあります。彼らも過ごしやすいところを好むのでしょうか。目に入らないよう、アイウェアの使用をおすすめします。日中ならばサングラスがおすすめ、夕方以降は可視光通過率の高い(つまり透明に近い)ものを着用しましょう。

最後に蛇足ながら。。。
水辺であれば諸手を挙げて歓迎!というわけではありません。場所によっては水がどんよりと澱んでいたり、下水が混ざっていたり、廃水で汚染されていたりすることもあります。異臭を放っているような場合は、さっさと退散するに限ります。また、大きな川の河川敷は場合によっては熱のこもった「鍋の中」状態になることもあります。こちらも不快な時には去るのが基本。

自分の体の感覚と気持ちに正直になることが重要です。散走は「無理をしない」がキホンです。

杜。。。緑と土のあるところ


もう一つのオススメは「杜」。緑の多いところ、土の露出しているところに行くと自然の偉大さを感じることができるでしょう。
緑と土の存在は、明らかに気温をグッと下げてくれます。気象観測所のデータがコンクリートジャングルのビジネス街よりも「かなりマイルド」なことが多いのは間違いなく緑と土のおかげです。

オフィス街繁華街ではアスファルトの照り返しやエアコンの室外機からの熱気、車の発する熱などがじわじわと体力と楽しい気持ちを蝕んでいきますが、一転緑豊かで土を感じることのできる公園や、里山や畑のある場所で感じる風は、暑い夏であっても清々しい気持ちを運んでくれるように思います。

OVEのある青山近辺でいうと、赤坂御用地や神宮外苑、代々木公園や明治神宮の木々を抜けてくる風は、明らかにビルの間を抜けてくる風と違うのです。

番外編

繁華街のビルの入り口付近から、エアコンの冷気が流れてくることがあります。商業施設やホテルなど、おもてなしを前面に押し出したい施設はそのような場合が多いと思います。
偶然涼しい風を一瞬ふわっと感じることができた時には、ちょっと(かなり?)シアワセな、そして得した気分になれることでしょう。

逆に室外機の近くは熱風が吹き出しています。
交差点で止まった時などは、自動車のエンジンの熱気にも用心しましょう。

最後になりますが、暑さが厳しいなかでどうしても外出しなければならない時には、体そのものを冷却することも有効です。日光に直接肌を晒さないように、長袖の衣服(速乾性の素材がオススメ)を着て、服をスプレーで霧を吹くように軽く湿らせる(あくまでも軽く!ベタベタにならないよう注意)と気加熱で冷却され、気持ち良く過ごせます。

市販の冷却グッズも有効活用しましょう。これについては、次回お伝えできればと思います。


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