夏は、朝夕と水辺、それから。。。(夏の散走・前編)
夏の散走にオススメのシチュエーションを、時間帯と環境(場所?)という視点から、2回に渡ってお伝えします。
散走オススメシチュエーション、夏といえば
夏の散走。。。
体育会系の根性サイクリストならともかく、炎天下に熱中症になりそうななか「気合い」で走る!というのはオススメしません。
暑い夏にもかかわらず「涼しい」「快適」を求めてこそ散走。というわけで、夏でも涼しさを感じられるシチュエーションを探してみました。
時間帯
まず最初に、自転車に乗って走り出すとき、肌に当たる風が「熱い」と感じたら、散走に出かけるのはやめておきましょう。排熱がうまく行かず、熱中症になる可能性大です。
つまり、気温の高い昼間はおすすめできません。
おすすめは「朝」と「夕方」です。
OVEで実施してきた「OVE散走」でも、参加される方の様子、体調変化などを考えた結果、夏の期間は基本的に「朝」と「夕方」に実施しよう、ということに決めていました。
朝の散走
朝の誰もいない、静かな街を走る気持ちよさ!日の出直後が1日のうちで気温が最も低いことが多い(晴れの日)ことからわかるように、涼しさでいうと早朝が一番!早起きは三文の徳とはよく言ったものです。
但し、空いているお店が限られています。コンビニ以外のお店が開いていなくても、神社やお寺は開いているから良いという方。喫茶店でモーニングが最高、という方なら問題なし。但し、行きたいお店や施設がいくつかある時は、夕方が無難かもしれません。
それと、日の出後はどんどん気温が上がります。暑くなる前に撤収、が基本です。
早起きが苦手な方、休みの日くらいはゆっくりしたいという「三文の徳より朝はのんびり」派は、ちょっと向かないかもしれません。とはいえ、そういう方でも一度試してみる価値はあると思えるくらい、朝の散走は快適です。
夕方の散走
夕方であれば、まずはお店の心配をする必要が減ります。いろいろなところに立ち寄りたい、というときには夕方がオススメです。
問題は走り出しの時間。まだ「ちょっと暑いかな〜」という頃に出発することになる場合が多く「はじめの一歩」を踏み出す勇気が必要です。少なくとも気温が下がり出して、できれば16時すぎて「太陽がずいぶん傾いたかな」と感じるころまで待つのが得策です。
朝とは逆に次第に気温が下がっていくことが、とてもありがたく感じられることでしょう。
実際は気温は朝より高いことがほとんどなので、油断は禁物です。
写真もおすすめ<マジックアワー>
朝も夕方も、日の出前/日の入り後に「マジックアワー」と言われる、空全体から光が均等にやってくるような(「柔らかい光」と言ったりします)時間帯があります。実は写真を撮るのにオススメの時間帯でもあります。興味がある方は撮影機材を持って出掛けてみましょう。但し、ちょっと暗めなので三脚など撮影機材を固定できるものがあると良いでしょう。
夕日が沈んだあと、しばらく経って空が茜色から次第に紺色へと変わっていく時間帯。「日が沈んだからおしまい」ではなくて、その後の空の色とグラデーションの変化は、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。
次回は、夏の散走について「環境」という視点からオススメをお伝えしたいと思います。