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"寄り道編"・・・「E-スポーツバイクあります」

今回は、ちょっと「寄り道」してOVEのひとりで散走用自転車の話題です。

先日、OVEに2台の自転車がやってきました。
電動アシストユニット「STEPS」を搭載した、E-スポーツバイクです。

詳しくはこちら


現在OVEで随時開催している「ひとりで散走」でもご利用いただけます。
街の風景の中にも自然に溶け込めるタイヤの小さい可愛らしいルックスもポイントの一つ。坂が多めの青山界隈でも坂を気にせず「どこでも散走」できますね。

さて、そのE-スポーツバイク、乗ってみるといわゆるファミリー向けの電動アシスト自転車とはちょっと違う。

アシストユニットの「味付け」が異なっていて、走り出すと一気にぐーんと加速します。だいたい気がつくとあっという間に時速20kmくらいになっています。

そして、上る。とにかく上る、のぼる、ノボる。おかげでアシストのない自転車では近寄りたくなかった急坂でも気にせず飛び込めます。

E-スポーツバイクにのると「最短距離を意識した移動」も得意になります。散走していろいろなところへ寄り道をしたあとに、まっすぐ帰りたくなった時には、こんな心強いことはありません!

でも乗っていると、これまでも何度かスポーツタイプのe-bikeに乗ったときに感じていたギモンがわきおこってきます。
「なんで変速機がついているのだろう?」

かなりの急坂でも、変速する(ギアを軽くする)ことなく軽々上れてしまう強力なアシストユニットなので、1日走っても一切変速しないということが往々にしてあり得ます。(もちろん筆者がナマケモノなだけなのかもしれませんが。。。笑)

ところが今回、この自転車に乗っていて、変速機が活躍する場面が見えてきました。

スポーツタイプのe-bikeに付いているアシストユニットは強力ですが、日本の規制に従い時速24kmに達するとアシストは切れてしまいます。※

アシストの制限速度付近までアシストしてくれると次第に「助け」を感じられなくなってきます。そうすると自転車の「重さ」が気になってしまい、微妙な辛さを感じてしまいます。

なんとかアシストされつづけて「楽〜」な状況をキープできないものか。

「お助け」されながら気楽に走りたいときには、だいたい時速20km以下で走った方が良さそうなのです。でも、一気に加速してしまい、その「気持ち良い」を楽しめない。

そこで変速機を使ってギアを軽くし「速度が上がらないように」調整すると、ほんわか散走を楽しむことができるようになったのでした。

脚力のある男性にとってはちょっと、助けられすぎて物足りないと感じるかもしれませんが心強い味方であるのも確かです。

ちなみに、航続距離は最長115㎞。アシストの使い方にもよると思いますが、OVE店長が通勤で一往復(46km!)しても、バッテリーは20%しか減りませんでした。

まあ、ウンチクはさておき試してみるのが一番!しばらくはOVEにあるので、興味のある方は是非「ひとりで散走」でお試しください。

※ 時速24km以上アシストするものは「原動機付き自転車」に分類されるため、ナンバー取得が必要な他、原付に必要な保安部品=ウインカーの装備が必要です


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