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丑年になりました

ウシ年ということなので、せっかくですから牛にちなんだもの/場所を探してみましょう。(グルメ関連は、またの機会ということにします)

ペースがゆっくりで視野が広いのが散走の良いところ、いろいろなものが見つかるかもしれません。ここでは「牛」に出会えそうなポイントや、牛にちなんだものといえばこんなものもあるよ、というヒントを考えてみました。


・天神社
そういえば、神社で牛を見かけることはありませんか?

東京でいうと、墨田区向島の牛嶋神社や亀戸天神、湯島天神、平川天満宮などなど…あれ、天神さん(天満宮)が多いですね。(写真は永谷天満宮ー横浜市港南区ーの神牛です)牛は天神さんのお使いと言われています。御祭神の菅原道真公には牛にちなんだ逸話がいくつかあるのです。実は総本山の太宰府天満宮ができたきっかけも牛だとか。

太宰府天満宮とは

そういうわけで菅原道真が祀られている天神社には、牛が多いのです。天神社といえば、そろそろ蕾も綻び出した梅でも有名ですね。この季節、梅を観に立ち寄るのも良いかもしれません。受験の神様として崇められているので、コロナ禍であっても受験生のお参りが多いことでしょう。

ちなみに、向島の牛嶋神社の由来は、もともとあった場所の名前だということです。御祭神は須佐之男命・天之穂日命・貞辰親王命。須佐之男命は牛頭天王というインド由来の神様と同一視されているとのこと。さらに掘り進めていくといろいろな話題が出てきそうです。


・パブリックアート
2003年から3年おきに3回、丸の内で行われたパブリックアートのイベント「Cow Parade」。カラフルに彩られた牛の像が丸の内のオフィス街に突如大勢現れた時の衝撃を覚えている方もいらっしゃるかもしれません。これらの牛たちはイベント後オークションにかけられ、方々へと旅に出るのです。世界中で行われているイベントですから、牛の数も相当なものになっていることでしょう。
Cow Parade以降、街中で牛を見かけることが多くなりました。樹脂製の牛ですが、柄によっては本物と見違えるようなリアルな佇まいがあるのです。牛にちなんだお店の前に鎮座していることが多いのかもしれません。

・「牛」と名のつく地名
牛と名のつく地名も以外と多いものです。地名としてはなくなってしまっても、名残がある場合もあります。(例、牛込郵便局=東京)

「牛」と名のつく地名

・牧場
もちろん、牧場へ行くのもありです。美味しい乳製品に出会えるかもしれません。荒川や三浦半島、境川などなど、サイクリストが多いところには、なぜか牧場があります。冬でなければソフトクリームを頬張るのが定番でしょうが、のんびりと本物の牛を眺めるだけでも良いものです。


「牛を見つける旅」でも出来上がるのが散走の面白いところ。日常のちょっと気になったキーワードを元に、ふらっと自転車でお出かけ、いかがでしょう?


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