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散走スタッフ、久々の散走は日比谷へ!...のつもりですが...


OVE散走再開の見通しは立たないのですが「散走ってなんだろう」「こういうことをやってみようか」と参考になるような散走を紹介してみようということで、月に1回程度のペースで散走スタッフで出かけることにしてみました。

さて、
朝方はどんよりしていた10月初旬の平日、散走スタッフで久々に都心へ散走に出かけました。
天気予報では午後から天気が持ち直すとのこと。予報通り、お昼前には青空が顔を出し始めたところで、出発しました。


青山墓苑


桜の下を走るのも久々です

実は、散走スタッフが一緒に走るのは実に8ヶ月ぶり!
いつもより「ゆっくりかなー」というペースで走り出します。

この日の目的地は「日比谷」。昨年オープンした東京ミッドタウン日比谷や線路下の通路が再開発?された「日比谷OKUROJI」など、日比谷界隈の風景も少しずつ変わってきているので、そのあたりを散走しようと。

でもその前に、せっかくだから築地のあたりも覗きに行ってみよう。
と、早速脱線。もう一つのミッドタウン(六本木)からアメリカ大使館前、そして虎ノ門からマッカーサー道路をまっすぐ、築地を目指します。


新国立美術館前


溜池から虎ノ門へ

「でもついでだから、ぐるっと勝どきの方を回ろうよ」
と、さらに脱線。浜離宮を横目に見ながら築地大橋へ向かいます。
筆者(中村)が最後にこの道を通ったのは7月の上旬。その頃から比べ、築地の市場跡地はさらに「からっぽ」になっていました。なにもなくなると、築地市場の広さが余計にわかる、というのもちょっと面白い。


振り返ると、巨大な更地


築地大橋を渡って勝どきを北上、かちどき橋で隅田川を渡り返します。
築地大橋は景色もよく、走っていて気持ちが良いのですが、かちどき橋も捨てがたい。橋としての造形は、勝どき橋の方が好みかな、などと考えながら築地へ向かいます。


築地大橋と


かちどき橋

築地の場外市場は平日でも活気が溢れています。市場は無くなりましたが、商売をしている人たちの「築地愛」を感じずにはいられません。


築地場外


さて、築地を離れて銀座を横切り、目的地の日比谷に向かいます。
ミッドタウンの駐輪場に自転車をとめて、ここからはしばらく歩いて散策です。まずはミッドタウンの館内に入り、6階へ。パークビューガーデンへと向かいます。


駐輪場へ向かいます


いざ、ミッドタウンへ

6階館内から扉の外へ出ると、視界に「緑」がたくさん飛び込んでくるのです。芝生の緑、通路の植木、壁面に施されたグリーン、そして日比谷公園の緑。ガーデンと「外」とを隔てる透明な"壁"(とその支柱)が少々目障りではあるのですが、6階とはいえ高いところから眺める周囲は「絶景」!地面からよりもちょっと近くなった空とつながっている開放感は、何ものにも変えがたいのです。


空の開放感を味わった後は、閉鎖された空間へ。最近オープンした日比谷OKUROJIへ。残念ながら中は自転車で通れないので、自転車は駐輪場に置いたまま、歩いて向かいました。
山手線・京浜東北線、東海道線、新幹線が走っている線路の下に飲食店、アパレル、地域の物産店、そして昼から飲めるバーなどが整然とならんでいます。真ん中に伸びるアイボリーに塗られた線路の支柱、そして西側には明治時代から線路を支え続けているレンガでできた高架の壁が伸びているのです。
「夜に来たら雰囲気ありそうだ」
と思いながら、ウインドーショッピング。

ちょっと歩くのも「散走」。。。



日比谷OKUROJIの次は、その北側に以前からあったけれども、かなりきれいになって名前がついた「有楽町産直横丁」
渋谷の宮下公園の南側にできたような「居酒屋街」が線路下にも広がっていたのでした。通路脇にそっと置かれていた「昼から飲めます」という看板が、眩しく網膜の奥に焼き付くのでした。

とは言ったものの、実はそれほど酒飲みではないのです。居酒屋にもほとんど行きません。まあ、雰囲気がよかったということです。



新しい施設が出来ようが、日比谷と言えば日比谷公園。今回日比谷公園を巡っていて、実は伊達政宗終焉の地であったと知りました。ほかにもいろいろとあります、日比谷公園。石の貨幣や、昔の水飲み場、実は図書館だっていろいろと見どころがあるのです。ついつい、大して気にも止めずに通過してしまいがちな日比谷。もちろん、丸の内や銀座、新橋、築地といった"ライバルたち"が強力すぎるということもあるのですが、実は何日通ってもネタを掘り尽くせないところだということを思い知ったのです。


さて、しっかりと「勉強」したあとは、また帰り道を楽しみます。
なぜか警備が厳重だったアメリカ大使館を横目に見ながら、溜池から六本木に向かう「いつもの」ルートを走ります。久々に。
日は次第に西に傾き、OVEに向かう我々の前から眩しい光を食らわせてくれるのです。そのちょっと暖かい光を浴びながら、
「次にOVE散走ができるのはいつだろうか」
「こういう散走を「ひとりで散走」で楽しんでいただけたらなぁ」
という思いを深めるのでした。

今回のルートはこちら(マップを「歩行者モード」で作成したため、通行位置が道路の右だったり左だったりする場所がありますが、実際は法規にしたがって走行しています)



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