水面ギリギリから見る東京の景色
前回は、高いところに上る散走をご提案しましたが、今回はその逆。標高0メートルに限りなく近い目線からも街を眺めてみましょう。
まだまだ残暑が厳しいこの時期、ちょっとクールダウンするのにもオススメなのが「船」。自転車を積んで移動してくれる交通手段としての船が、東京にはいくつか走っています。OVE散走でも、Tokyo Water TAXIやアーバンランチを利用したことがあります。自転車で走る目線から、さらに一段下がった水面ギリギリから見る東京の景色は、普段見慣れていないだけにインパクトも大。潮風を感じながらの短いクルーズで気分も一新です。
かつては「水の都」と呼ばれ、水運が発達していた江戸東京。船を降りたら縦横無尽に運河が走っていた街があったことを想像しながら、道路になってしまったかつての運河を走って「江戸の粋」を感じてみるのも良いかもしれません。