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消えゆく風景、新しい風景(駅舎等)

新しくなったJR原宿駅。先日、都内で最も古い木造の駅舎だった原宿駅旧駅舎の解体が始まりました(原宿駅の写真は、工事開始直後に撮影しました)。日々風景の入れ替わる東京の街。「勝手知ったる」道が幻と消え、「なんじゃこりゃ??」と迷いまくることも多い東京の街。そんななかでも、街の「顔」たる駅舎が変わると、街の雰囲気も変わるというもの。といっても、原宿の場合は駅舎そのものよりも、街全体のインパクトの方が大きいかもしれませんが。それでも、原宿と明治神宮/代々木公園との間にこぢんまりと存在していた木造の駅舎は、山手線の内の喧騒と外の静寂とを仕切るゲートのようにも思えていたものでした。


さて、ゲートといえば一方駅名決定時に「だったらなぜ公募した」と非難囂囂だった高輪ゲートウェイ駅。既にその駅名も市民権を得た感じがしますね。明朝体の駅名、ロボットの案内係など話題に事欠きませんが、駅の市民権獲得に最も貢献したのは、折り紙をモチーフにしたと言われる屋根が特徴の駅舎と言っても過言ではないでしょう。夜のライトアップはなかなか美しいので、機会があれば見に行ってみてください。


高輪といえば、タクシーの表示灯が壊れることがあるほど天井の低い高輪橋架道橋、通称「提灯殺しのガード」も自転車乗りには知られた道でしたが、こちらも工事が始まり自転車の乗り入れは出来なくなりました。(両方の入り口にガードマンが立っていて、押し歩くように言われます)ちなみに、6月に通った時は以前よりも天井が低く(地面が高く)なっていて、歩きながらコツンと頭をぶつけました。ヘルメットをかぶったまま自転車を押していたからということもありますが、ヘルメットをかぶっていて良かったとも思いました。


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