自転車おでかけスポット～公園編～ 「国営昭和記念公園」
国営昭和記念公園は昭和58（1983）年に開園した東京都立川市・昭島市にまたがる国営公園で、広さは東京ドーム約39個分！東京都ではトップクラスの広さを誇る公園です。自然が豊かなだけでなくその見せ方も美しく、何枚も何枚も写真を撮らずにはいられません。特に目を引くのは春の桜と秋のイチョウ、そして見事な彩の紅葉。桜は園内の半数がソメイヨシノだそうですが、他にも31品種・約1500本のサクラが植栽されており、満開の時期の美しさは目を見張るものがあります。
また秋になると黄金色に輝くイチョウ並木のトンネルが300メートルも続き、散りゆく葉で敷き詰められた黄色の絨毯とのコラボレーションで現実世界とは思えない美しさを演出。ロマンチックで幻想的な世界を目に焼き付けることが出来ます。色彩豊かな紅葉も見事で、とにかくどの季節に行っても広大な敷地にのびのびと咲き誇る花々や草木の美しさに魅了される公園です。入口ゲートがいくつもある為、利用できる駅もそれにより変わるのですが、メジャーどころとしてはJR立川駅から徒歩18分の「立川ゲート」でしょうか・・・。
春の風景
【サイクリングコースとレンタサイクル】
総延長が14kmにもなるサイクリングコースがあり気持ちよくサイクリングを楽しむことが出来ます。広大な園内の移動にも自転車が最高！駐輪場は各所にあります。自転車はサイクリングコースのみ走行可能で自転車持ち込みの場合は入園料（４５０円）のみでサイクリングを楽しむことが出来ます。またレンタサイクルもあり、園内には３か所貸し出し口があり、借りた場所に返却します。子供用１８～２０インチ、マウンテンバイク２０インチ～２６インチ、シティーサイクル２０～２６インチ、子供乗せがついたシティーサイクル他、タンデム自転車、一輪車（貸出場所限定）など種類も豊富。料金は 大人3時間 420円（30分ごとに70円）、一日券 530円、中学生以下は別途料金設定あり。ただし補助付きやペダルのない二輪車は走行できません。最新の料金や詳細、注意事項などはサイクリング情報とサイクリングマップなどからご確認ください。
但し、サイクリングコースを走っているだけでは園内の各所を楽しむことはできません。区画分けされているエリアそれぞれの駐輪場に自転車を止めて、歩いて各見どころを楽しみましょう！駐輪場にはサイクルスタンドがあるところとないところがありますので、スタンドが無いスポーツ自転車は駐輪が不便な場合も・・・ちなみに私は携帯できる簡易スタンドを持参して利用しました。サイクリングコースには分かれ道がいくつもありますが、園内マップを必ずもらって目的地を決めて走行しないと永遠にぐるぐるとサイクリングコースをまわることになるでしょう(笑)。
【園内の施設】
広大な敷地内を徒歩で回るのは移動がなかなか大変ですが、自転車で巡ればゆっくりと各スポットをまわることも可能です。子供広場、日本庭園、レストラン、渓流広場、花木園、昭和30年代の武蔵野の農村風景や暮らしの再現といろいろな体験ができる「こもれびの里」等など、とにかく見どころが沢山！詳細は園内全体マップでご確認ください。そのため２日間通し券、年間パスポートなども販売されています。写真の撮りがいもたっぷりありますのでカメラが好きな方にも１年を通してお勧めできる公園です。四季折々の美しい姿を目に、写真に収めるべく足を運んでみてください。きっと心揺さぶられるようなロマンチックな風景を目に焼き付けることが出来るでしょう。自転車で走る気持ちよさだけではなく見どころポイントをつなぎその道中をも楽しむ手段として自転車にのって昭和記念公園を巡ってみてください。
秋の風景
▼国営昭和記念公園
入園料：こちらからご確認ください
お問い合せ：昭和記念公園管理センター 〒190-0014 東京都 立川市緑町 3173 TEL. 042-528-1751
開園日：季節によって開園日、開園時間が異なりますので開園カレンダーをご確認の上お出かけください。
アクセス / 駐車場：最寄り駅、駐車場が複数ありますのでこちらからご確認ください。
▼レンタサイクル
貸出受付は9:30～閉園1時間前まで。立川口・西立川口・砂川口サイクルセンターで行っています。
返却は、閉園30分前までに、借りたサイクリングセンターに返却。場所により、貸し出している種類が違う場合もありますのでご確認ください。
※コロナ禍での公園の開園状況、自転車貸出し状況などは最新の情報をご確認の上お出かけください。
