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富士山の麓、朝霧高原を満喫!散走

(写真/ふもとっぱらキャンプ場・提供/山内秀彦氏)

富士山の麓にあるキャンプ場は、週末になると遠方から多くの方が訪れるという朝霧高原。富士山の湧水と農のある風景をめぐりながら、周辺地域の生産現場を地元ガイド付きで知る旅を体験できます。電動アシスト付きスポーツ自転車(E-BIKE)がレンタルできるので、坂道や長距離が苦手な初心者でもラクラク♪ ルンルン♪ で散走を楽しむことができます。



出発地点の「まかいの牧場」は、1960年に開拓者として入植した馬飼野夫婦が何もないところからスタート。天に感謝・地に感謝・人に感謝の精神で50年以上の月日を重ねて築き上げられた牧場です。いつまでも自然と心通わす牧場を目指し、環境負担の低い事業・地産地消の徹底・地域ととのにシビックプライドを大切にしながら「サステナブル・リゾート」として1日中楽しめる牧場となっています。

今回は朝霧高原の歴史や文化を知り尽くした「まかいの牧場」のガイド新海さんがナビゲートする散走へ、いざ出発!

まかいの牧場


はじめに私たちを迎えてくれたのは世界文化遺産でもある「白糸の滝」
幅200メートル・高さ20メートルの絹糸を垂らしたように流れる滝は、言葉に表せないほどの絶景で、マイナスイオンたっぷり自然を満喫!


そして、すぐ左上にある溶岩の窪地に湧き出しているのが「お鬢水(おびんすい)」
源頼朝がこの水でほつれた鬢(耳際の髪)を直したという伝説が残る場所。白糸の滝の流れ落ちる音が響く中、鏡のような美しい水面、清らかな空気に包まれた神聖な場所は、富士山湧水の霊泉パワースポットでも有名。



白糸の滝近くにある「曽我の隠れ岩」は曽我兄弟が討ち入りした密議を行った場所と伝えられており、密議の間に滝の音が止んだという伝説の「音止の滝」など、神秘的で歴史的な場所があちらこちらに点在していました。



源頼朝が富士の巻狩りを行った際、馬から降りた場所と言われる「狩宿の下馬桜」は、日本五大桜の1つで国の特別天然記念物でもある日本最古級の山桜があり、4月中旬から下旬にかけて楽しめるそうです。


富士山の神聖な湧水と歴史を知りながら、さらに上流へ進んで棚田を通り抜け、今度は地元生産者秋山さんが経営する「白糸滝養魚場」へ。ニジマスの養殖を見学させていただきました。自然とともに安心・安全なニジマスを養殖する魚場は、見学する側も注意が必要なので、決して荒らしてはいけないし、大切に育てられたニジマスをいただく際も感謝の気持ちで頭が下がります。



養魚場内にある「白糸滝トラフトカフェ」にて、一流料亭で提供されていると言われるニジマスを今回は特別に(ひとり切り身5枚入ったおやつ?にと)フライにしていただきました♪ 


生産地ならではの新鮮なお刺身の販売はもちろん、店内で自家製のお料理が食べられるなんて、なんと贅沢…。
※見学は販売は完全予約制なのでFacebookをチェックしてください!

白糸滝養魚場

たっぷりといただいた後は、田貫湖〜小田貫湿原の山道を抜けて猪之頭・陣馬の滝へ向かいます。




五斗目木川(ごとめきがわ)にかかる「陣馬の滝」には、溶岩層の隙間から涌き出した水を汲みにくる地元民も多いとか…。滝壺から鳴り響いた太鼓のような音で、中心が空洞になったと言われる「太鼓石」は滝のすぐ近くにある、遠照寺に置かれていました。


約28kmの道のりを自転車でめぐる散走は、日本一の富士山の麓で五感をフルに感じて、健康的で笑顔いっぱいの時間を過ごすことができました。当日はあいにくの天候だったので富士山が顔を出してくれなかったのですが「今度こそ、富士山を見たい!」という気持ちで再び訪れたいと思いました。富士山が見える景色と、そうでない景色はまったく別物ですが、富士山の麓にはあたたかく迎えてくれる地元民の皆さんと、いつでも会えることが楽しみになります!当日の様子を下記のYouTubeでもご覧ください。


他にも「ふもとっぱらキャンプ場」からスタートするコースでは、朝霧高原放牧豚や、富士正酒造などの生産者さんをめぐりながら、歴史と自然を満喫できる散走コースもあるそうです。キャンプ場では定期的に、地元生産者さんのマルシェなど開催されており、天気の良い日はこんな景色が満喫できるので是非、富士山の麓をE-BIKE散走でめぐりませんか?

ふもとっぱら



(写真提供/山内秀彦氏)


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