中山道を行く、米原散走
江戸の五街道の一つ、中山道。「売り手よし、買い手よし、世間よし」三方良しの思想を持つ近江商人が行き交う街道は、昔の宿場町が今もその歴史を物語っています。
中山道61番目の醒井宿には、名水百選に選ばれた「居醒の清水」が湧出する地蔵川が流れ、地元民だけでなく、遠方からもわざわざ水を求めて訪れるそうです。
伊吹産丸大豆の風味を生かした老舗ヤマキ醤油さんでは、その水を使って仕込んだ醤油のソフトクリームをいただきました♪ 醤油は近江米などを原料に作られており、今も100年以上の伝統を継承されています。
どこまでも懐かしさが続く、伊吹山から見下ろす田園風景・・・地元の人しか知らない農道・・・景色を眺めていると、無性におにぎりを食べたくなりました。笑
中山道の石畑と四十九院の間に、白鷺が羽を広げたような洋風建築の豊郷小学校旧校舎群が見えます。この校舎は近江商人のひとり、商社「丸紅」の専務であった古川鉄治郎氏によって寄贈され、当時は東洋一の教育の殿堂と言われたそうです。2009年から一般公開されて以来、アニメ「けいおん!」の聖地としてファンの間で噂になり、年間5万人以上が訪れる観光地になっています。
中山道65番目の愛知川宿に入ると、今でも本陣跡や旧家が点在し、当時の面影を伝えています。老舗銘菓「しろ平」さんの”きんかん大福”は地元民にも愛される噂どおりの美味!
近江鉄道サイクルトレインの車窓を楽しみながらいただきました。
今回は、2019年10月にOVEで開催した「琵琶湖・浜名湖・霞ケ浦」3湖フェアキックオフイベントでご紹介いただいた「琵琶湖コンファレンスセンター」に宿泊し、ユーチューバーあむちゃんと一緒に中山道をゆっくり散走しながら、歴史や文化、地元の暮らしに触れました。ホテルから見える琵琶湖の美しい風景と、近江牛など地元の食材を使った美味しいお料理に癒されました。
歴史街道の散走は、地元を知り尽くし、地域住民と旅人をつなぐ架け橋となっている”まぁくん”こと田中将人さん(びわ湖のカナタ代表)にご案内いただきました。
当日の様子は「あむちゃん!」のYouTubeチャンネルでもご紹介される予定なので乞うご期待ください。
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