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令和初の散走in愛媛県松野町



新元号「令和」迎えながら、俳句の記念館や戦国時代の山城跡を巡る散走。河後森城跡(かごもりじょうあと)は、平成9年9月11日に国の史跡指定を受けた中世の山城です。四万十川の支流広見川、その支流の堀切川・鰯川の三つの川に囲まれた独立丘陵上にあって、最高所の本郭を中心として、山の稜線部には馬蹄形に曲輪(くるわ:平地)が展開しています。


戦乱の時代、伊予(愛媛)と土佐(高知)の国境の要所として築かれた河後森城の規模は、愛媛県最大級と言われています。当時、城主が家臣や住民と飲食をともにする茶会の儀式が執り行われていたことから、常に「中立」であることの重要な役割を担っていた地域ではないか?と感じさせられます。



宿場町の面影が残る町の中心には、彗星のごとく大正・昭和の俳壇を駆けぬけた芝不器男記念館が保存されており、現在も松野町の小学校では、授業の中で「俳句」に親しむ教育が行われているそうです。


不器男が残した文化を辿る吟行散走(ぎんこうさんそう)を愉しむのも、より深い松野町を知るきっかけになるかも知れません。



松野町では、農家民泊も多く点在しており、森の国ファームではレンタサイクルもあり、新鮮なトマトが収穫できて、その場でバーベキューも楽しむことが出来ます。




JR松丸駅には「森の国ぽっぽ温泉」と無料の足湯もあり、電車を待つ時間も楽しめ、新幹線の列車やかっぱうようよ号という列車も停車します。




四万十川流域近くでもある松野町では、現在も天然ウナギが鮎など美味しい食材の宝庫です。四万十と南予をつなぐ予土線にはサイクルトレインも運行しているので、ぜひ自転車で訪れてはいかがでしょうか?

▼ 特急「宇和海」サイクルルーム&予土線サイクルトレイン
運行情報は下記サイトをご覧ください
https://ehime-cycling.jp/Sites/train-operations.pdf


今回の散走は、サイクリングフォーチャリティ応援プロジェクトとして、地元で活躍する菓子工房KAZU新改さんはじめ、地元で活躍する方々にご案内いただきました。

※こちらの散走ツアーはOVEが主催する企画ではありません。五感をフルに使う散走は、いま日本のあらゆるまちに広がっています。「散走ってどんなの?」「一度試してみたかった」という方、どうぞお気軽に参加してください。これをきっかけに、あなたのココロとカラダに優しく健康的なライフスタイルとして、散走を取り入れていただければ嬉しいです。


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