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琵琶湖散走


湖面をすべるとさわやかな風にふれたら、少し止まって波のささやきを聞いてみて。おおらかな琵琶湖の息づかいを五感で感じ、そのすべてに身を任せてみたら、もう少し走ってみたくなった。ね、ビワイチしよっか! そんな気分にさせてくれる琵琶湖の散走♪
→ ビワイチウェブサイト


びわ湖は一周(南は瀬田唐橋まで)約200km。琵琶湖大橋以北の「北湖(ほっこ)」一周なら約160km。大橋以南の南湖(なんこ)は省略して、1日で「ビワイチ達成」する健脚サイクリストもいますが、ほとんどペダルを踏むだけの旅より、ゆっくり名所に立ち寄り、美味しいものを味わうなど、湖畔の魅力を楽しむ散走がおススメです!


東京から新幹線で約2時間で「米原駅」に到着すると、駅構内にあるシャワールーム、ロッカーなども完備されているサイクルステーションでビワイチオリジナル自転車を借りることができます。



ビワイチの人と旅人をつなぐサイクルステーションを運営するNPO法人五環生活さんは「五環+環境+暮らし」をコンセプトとして2006年7月より滋賀県彦根市で活動をしています。サイクルツアーも企画しており、サポートカーでナビゲーションしてくれることも可能です。琵琶湖をゆっくり巡るために開発されたレンタサイクルは、初めて乗る人に感動され、きちんと整備されていると口コミで広がり、海外からも多くの方が訪れているそうです。
→ 五環生活のウェブサイト



ビワイチオリジナル自転車「macchi cycles」は信楽のフレームビルダー植田真貴さんによって手づくりされています。
→ macchi cyclesオフィシャルサイト



米原駅からすぐ、琵琶湖を巡ることもできるし、近江鉄道で持ち込み料無料(運賃のみ)のサイクルトレインを利用することもできます。車窓を楽しみながら、忍者の里 甲賀の歴史や伝統工芸を巡る散走もいいでしょう。


信楽鉄道もサイクルトレインが運行されており、終点「信楽駅」には狸が可愛い顔してお出迎えしてくれます(笑)。芸術のまちには至る所に狸が現れ、日本六古窯のひとつに数えられる信楽焼はもちろん、陶器のテーマパークには世界の陶芸に出会うことができます。
→ 信楽観光協会
※サイクルトレインについては運行していない個所があるのでご確認ください!



今なら、滋賀・びわ湖戦国ワンダーランドキャンペーンを開催中なので、滋賀県内8つの“国”を制覇すべく、攻略スポットを巡るスタンプラリーに挑戦しながら、歴史や文化を巡る散走も楽しいかも知れません。(開催期間:2019年11月1日~2020年2月29日まで)




湖畔沿いで、必ず立寄りたいスポットには、琵琶湖を一望できる「琵琶湖大橋」は、橋のてっぺんで立ち止まってゆっくり撮影も楽しむことができます。



ビワイチ1周しなくたって、琵琶湖の聖地碑にも立寄って記念撮影したり・・・



「しあわせの丘」にも寄り道して、ぜひ記念写真を楽しみましょう♪



パワースポット神社では、スケッチ散走してみたり・・・


堀切港から約10分ほどで到着する「沖島」へ渡船に自転車を乗せて・・・のんびり島時間を楽しむのもいいかも♪ 近江八幡市の沖島は、人口約300人の住民が暮らす琵琶湖に浮かぶ国内唯一の有人島。猫に出会う確率が高いことから【猫島】としても人気のスポットで、島民の暮らしは徒歩か自転車のリズムでゆったり過ごすことができるそうです。
→ 沖島の情報はこちら


そんな魅力いっぱいの美しい琵琶湖の環境を守り続けているのが「魚のゆりかご水田」プロジェクトを推進する地元の有名人 堀 彰男(ほり あやお)さん。



昔の近江平野の水郷地域は、田んぼと湖の魚が共存して、船で暮らしていたといいます。水害から田んぼを守るために嵩上げしたことの弊害から、生態系が崩れてしまい外来魚が増えたことで、在来種が育たなくなったといいます。



むかしから須原の土地は須原のヒトが守ってきました。そんな豊かな自然を次世代に受け継ぐのが、せせらぎの郷の取り組みです。そして土地と一緒に受け継がれてきたのが文化。お年寄りが受け継いできた文化を次の世代に受け継ぐために、郷全体で活動に参加しています。
→ せせらぎの郷 田んぼオーナー・プロジェクトサポーターも募集中!




せせらぎの郷近くにある地元の漁師さんが経営するカフェでは、ビワマスサンドやブラックバスサンドなどユニークな絶品の味を楽しむことができます。



美しい湖の魅力をたっぷり楽しんだ後は、地元の食材をつかった郷土料理をぜひ味わってほしい・・・琵琶湖を愛する人々のあたたかさが心にしみて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

ビワイチを自転車でただ走るだけじゃもったいない!地域をゆっくり散走しながら、歴史や文化、地元の暮らしに少し触れるだけで、ひとりひとりの中にある知的好奇心が湧き上がってくることでしょう。

琵琶湖散走の様子は「がんちゃんむろちゃんのスケッチ散走物語」で随時アップされる予定なので乞うご期待ください。

がんちゃんむろちゃん


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