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海と詩まち仙崎を巡るNAGATO散走


山口県長門市の散走へ行ってきました! 美しいブルーオーシャンを観たいなら、、、


美味しい食(海の幸)を堪能したいなら…


歴史文化に触れたいなら…色々魅力的な要素は長門にはあります。ありますが、日本には他所にも魅力的な場所があります。それでも、わざわざ長門へ行きたくなる理由は、エネルギーに満ち溢れた「ひと」の魅力でした。


長門市・仙崎で生まれた文学者金子みすゞさん。「仙崎みすゞ通り」へ行くと驚くのは、どの家にも家の前にはそれぞれの想いに綴られた詞札があるのです。ただ、飾られたものではなく、そこに暮らす人々が語られてるかのように、奥深く伝わってくるように優しさを感じます。




詩人でなくても、文学者じゃなくても、各々の玄関には詩札があり、魔法にかけられたように、優しさに包まれる長門市・仙崎。その、あたたかさは行ってみないとわからない、地域の人々の優しさに包まれます。長門市では、当たり前のように、子どもの頃から朗読などが暮らしの中で継承され、文学のまちとして息づいています。



10年以上にも続いている「金子みすゞモザイクプロジェクト」は、長門市商工会議青年部が主体となり、思い思いのメッセージが記入された長門市の名産品「かまぼこ」の板を組み合わせて金子みすゞの巨大モザイクアートがあります。現在みすゞ通り沿いに6作品、湯本温泉に2作品設置されているそうです。






海岸沿いを少し行くと、目の前にある青海島。2006年に閉校となった旧青海島小学校をリニューアルした、「青海島共和国」があり、地元と旅人の交流拠点として様々な体験ができる施設となっています。施設を運営しているのは地元の国王と言われるお父さんが笑顔であたたかく出迎えてくれます。

青海島共和国




しばらく先に進むと、イカ釣り漁船でも有名な漁師町で、漁火を見ながらバーベキューができる茶屋があります。



仙崎の海産物や多種類のアイスを堪能できる「浜茶屋」さんのテラスから見える景色が美しい…。干物の生産元でもある木村水産さんが運営するカフェなので、ここでは海の幸定食がおススメです!一見強面に見える亭主の笑顔がとても素敵で優しさに溢れています。

木村水産



今回のNAGATO散走の帰る道中に開催していた「ちびなが商店街」にも立寄りました。ルネッサながとのアリーナにて、色んなお店が集まる一日限りの仮想商店街「ちびなが商店街」がオープン!店員さんは小学生の子供たちです。お店で働いたらお給料として、仮想通貨「チビー」がもらえます。お店で使えるお金もチビーになりますので、お店で働いた分商店街で買い物や遊ぶ事ができます。キッザニアができる前から地元有志で立ち上げたと言われるだけ、長門の人々のエネルギッシュさが伝わることでしょう。



まちの中心的な観光拠点となっている「センザキッチン」目の前にも、長門おもちゃ美術館があり、漁船を改装した「NAGATO KID's cruise」が運行されているなど「子育て世代に選ばれるまち」と言われるほどユニークな取組みと、人々の優しさが溢れています。

長門おもちゃ美術館

センザキッチン




そんな「ひと」がいるまちでは「未来まちづくりプロジェクト」として湯本温泉が生まれ変わります。(2020年3月オープン予定) 山口県ではもっとも古い歴史をもつ温泉として知られている長門湯本では、地域の魅力を見つめ直し、古き良き伝統を受け継ぎつつ、未来に向かってまちづくりが進んでいます。2016年4月には、星野リゾートが温泉旅館ブランド「界」を進出することが決定した他、観光まちづくりを進めるために、専門家による検討会議、住民とのワークショップや意見交換会、民間事業の促進や地域イベントの開催など、公民が連携して、新しい長門湯本街を作り出す試みが着々と進行中です。

長門湯本みらいプロジェクト




東京から飛行機で約2時間、山口宇部空港に着いてから電車で約2時間かけて辿り着く長門市。時間かけても行けばわかる魅力的な「ひと」に出逢えるまちです。自転車で地域を巡り、様々な体験を通じて、ぜひ長門の人々のあたたかさと触れ合ってください。きっと、心が満たされることでしょう。NAGATO散走については、下記のウェヴサイトをご覧いただきお問合せください!

ながと観光ナビ「ななび」

「仙崎HIMONO散走」モニターツアー実践レポート


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