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城下町の伝統文化を巡る棚倉散走


福島県東白川郡地域は、茨城県と栃木県の県境に位置しており、自然に包まれたパワースポットが点在するまちとして地域にある伝統文化を大切に継承されています。



城下町として栄えた棚倉町には「阿部正備(あべまさたか)茶室」が町指定有形文化財に指定されており、茶道文化と伝統的な文化活動の拠点となっています。(写真は蓮家寺です)



和歌や長歌が記された紀行文も遺っており、武家文化にふれるまちとしての豊かさが今も垣間見えます。春には棚倉城跡お堀沿いに約500本の桜が咲き、夜間にはライトアップされるので幻想的な風景を楽しむことができるそうです。



「馬場都々古別神社(陸奥一宮)」は、かつて日本武尊(やまとたけるのみこと)が、初め建鉾山(白河市)に鉾を祭り、後に坂上田村麻呂が近世棚倉城に移したと伝えられており、本殿は国指定重要文化財として保管されています。



そして、都々古別三社の一社で「八槻都々古別神社(奥州一宮)」には、銅鉢(国指定重要文化財)、木造十一面観音立像(国指定重要美術品)など数多くの貴重な文化財が遺されています。


渓流沿いの緩やかな坂道を登っていくと「山本不動尊」というパワースポットが有名。弘法大師が東北行脚の途中に護摩壇を築き、八溝山系に住む悪鬼を調状祈願したのが始まりだそうです。秋の紅葉が楽しめることでも人気スポットとなっています。


道中には「久慈川サイクリングロード」もあり、幹線道路を避けて通る農道はゆったりと、その道のりも楽しむことができます。


小腹が減った頃には、甘盛堂のいちご大福4重奏と、新商品のティラミスがご褒美でした!



地元の人に愛されているJA農産物直売所「みりょく満点物語」では地元食材をつかったランチも美味♪


今回の散走は、東白川サイクリング推進協議会の「散走プランづくりワークショップ」で考えた散走コースを地域の皆さんと一緒にに体験してきました。




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