#meets 映え写真

ウォーターフロントの
向こう側

真冬に食べるアイスクリームが格別のように
冷たい風の中を走る散走も
気持ちがシャキッとして心地いいもの。
カメラを持って、映える写真をめざして
ウォーターフロントを走ってみました。

風が冷たくても、日差しがあたたかいと散走日和。しっかりと防寒をして海辺近くの公園に向かいました。ぽかぽかとしたぬくもりを感じながら、まずはドーナツで腹ごしらえ。コーヒーとドーナツって最高のコンビだなあと思いつつ、潮の香りが少し交じる風にあたって散走のコースをめぐらせます。

整備された公園は走りやすくて、くるくるとペダルを回すのも快適。大きなビルと緑豊かな公園を挟むように水辺が広がり、開放的な気分になっていきます。「気持ちいいなあ」と思わずひとりごと。

公園をまたぐ大きな橋が現れました。こういう大きな建造物は、横から全貌を撮ってしまいがちですが、ここは滅多と見られない下からあおってパチリ。

できるだけカメラ位置を下げて、左右対称のシンメトリーに画角を取ると目で見ている以上の迫力に。うん、いい!

公園の一番端に到着した頃には、青い空が徐々に姿を隠して夕焼けに。さっきまで見上げていた空とはまったく異なる風景です。水面に夕日が照らされてほんとうにきれい。この瞬間を残そうと撮ってみたところ、あれ、真っ白。これは露出が明るすぎたせいのようです。

露出を調整してやってみると今度は思った通りに撮れました。夕日のキラキラ感もばっちりです。

公園を出て走っていると、おー!夜景がすごい。こういうビル群の夜景って、昼間の風景とまったく違って別の場所にいるような気分になります。せっかく美しい風景に出合えたので、自転車を置いて夜景撮影にチャレンジ。

夜景撮影って、思っている以上に難しいですね。光の輪郭をパキッとさせたいのに、手持ちで撮るとブレてしまって台無し。

そこで考えました。三脚がないので手すりにカメラを置いて、シャッターを押す際のブレを避けるためにタイマー機能で。お、これは使える方法!きれいに撮れました!

次にシャッタースピードを遅めに変えてみました。遠くの小さな光や船の軌跡までしっかりと捉えてくれるので、さっきよりもキラキラ感がアップしたような。やはり対象に合わせてカメラの機能を調整すると映え感が変わりますね。使いこなさないともったいないなあ。

帰り道、最後のカットは三日月も入れて。冬は空気が澄んで夜景がきれいなシーズンです。今度は満月の夜にカメラを抱えて散走したくなりました。

PAGE TOP