OVE

日々を綴るスタッフ日記

北海道「めむろ散走」のご紹介


日本の食糧生産を支える北海道芽室町では、自転車で芽室町を楽しむ遊びとして、地元の方がおもてなしする「散走」が広がっています♪ こちらは “ めむろを撮る散走 ” “ 農を感じる散走 ” の様子です。コンセプトは、「おいしく 美しく 心に残る めむろ散走」とのこと。OVEでもパンフレットを配布しておりますので、ご来店の際はぜひお持ちください!



地元の方が四季折々の魅力をたっぷりご案内してくれることでしょう。詳細は芽室町サイクルツーリズム協議会へ!



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芽室町サイクルツーリズム協議会
事務局/芽室町商工観光課観光物産係
→ホームページはこちらへ
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大阪府堺市「SAKAI散走」のご紹介


自転車文化発祥の地である大阪府堺市では、毎月第3日曜日を散走の日と取決め、堺市住民が企画した「SAKAI散走」を実施しています。
(写真)千利休の里である堺をめぐり、空の下でお茶を点てる野点散走の様子




<コンセプトは>
◆ 堺に点在する魅力スポットを「散走」でつなぐ
◆ まちの回遊性を高めて、まちのにぎわいづくりにつなぐ
◆ 人と人をつなぐ



昨年10月に開催された 自転車利用環境向上会議 in 堺 では、全国から2日間でのべ400人以上の方が参加。同月には 堺散走アンバサダー養成講座 も開催され、堺住民に愛される「散走」の輪が広がっています。

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活動は堺市のホームページでも紹介されています。
→堺市ホームページはこちらへ
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宮崎県日本遺産認定「西都原古墳群散走」のご紹介


地域の良さを地元の人に伝えるべく散走を精力的に行っている宮崎県西都市。「古墳」、「菜の花」、「ホタル」、「ピーマン」などなど魅力たっぷりな西都市の散走に参加した「働き方実験化」自転車旅ライターの松田然(もゆる)さん。その模様が松田さんのブログに掲載されていますので、ぜひご覧ください!

今回の散走テーマは昨年日本遺産に認定された「西都原古墳群」。ここ南青山のOVEだけでなく、全国各地でその地域の資源を活かした散走が行われ、広まりつつあります。皆様も是非、東京だけでなく各地の散走をみつけて出かけてみてください!

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西都市散走の模様はこちらへ
→松田然さんのブログ Moyulog

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西都市の散走を企画している西都市の自転車専門店「サイクランドおくぐち」
→ホームページはこちらへ

山の古道を再生、西伊豆でマウンテンバイクツアーを行う「YAMABUSHI TRAIL TOUR」 にお邪魔しました


「道が好き、旅が好き」というYAMABUSHI TRAIL TOUR(ヤマブシトレイルツアー) 代表の松本潤一郎さん。世界を旅して日本に戻り、移り住んだ西伊豆で「1200年以上の歴史を持つ古道がある」ことを耳にします。松本さんはその荒廃した古道を再生させようと動きだし、経験のない林業へ飛び込み、修行をしたのち、整備再生してマウンテンバイクのツアーを開始。それだけではなくその時に伐採した木の活用や山の整備など、山の資源を無駄にせず「まわす」という「西伊豆古道再生プロジェクト」も並行して行っています。週末はツアーを中心に、平日は山を整備して事業を運営。お金も「まわし」ています。西伊豆の資源を最大限に生かし、魅力を伝えているYAMABUSHI TRAIL TOUR 。今回はそんなパワーみなぎる方々と共に過ごした1日のご紹介です。



とにかく見たい、聞きたいことが沢山!というわけでまずは活動の基地となる「BASE TRES」へ案内していただきました。ここは森林整備で伐り出した広葉樹を加工し、セルフリノベーションして作られたスペース。壁に貼り合わせてある木材もあえて綺麗な形に成型せず、木の形そのままを活かし、まるで森の中にいるかのように張り合わせられています。




また店内ではスウェーデントーチや手作りパテを販売。スウェーデントーチとは北欧の国々で「かがり火」として使われている薪のこと。森林整備の過程で不要になった間伐材を使用して作られています。一度点火すれば2時間程かけてゆっくりと燃え続け、暖をとったり、お湯を沸かしたり、物思いにふけったり・・・とアウトドアで楽しむことが出来るもの。パテは松崎町を代表する特産物、川海苔やひじき、桜葉を使用し「松崎らしさ」を形にし「Que-Bico(くえびこ)」ブランドとして販売。土地の物も無駄にせず、楽しんでもらえる様、食でのおもてなしも忘れません。遊ぶためだけではなく無駄にせず「まわしていく」。手間はかかるかもしれませんが、余すことのない素晴らしい取り組みに、ただただ素晴らしいと頷くばかりでした。上記の商品はこちらから購入もできます。




さて、本題の山伏トレイルツアー、自転車やヘルメットのレンタルが可能です。トレイルツアーはオフロードを走り慣れた方だけでなく、レベルに合わせ初級、中級、上級と用意されています。初級はお子様でも楽しめ、家族で遊べる優しいコース設定。そのため子供用のマウンテンバイクも用意されています。機材は最新の物がずらっと並んでおり安心して楽しめます。



幾つもあるコースの中から今回は松崎町を堪能できる初級者コースを選択。松本さんに案内していただきしっかり散走を楽しんできました。





三方を山に囲まれた小さな港町・松崎には、風情ある「なまこ壁」の建物が今も残されています。なまこ壁とは面に四角い平瓦を並べて張り、その継ぎ目を漆喰でかまぼこ型に盛り上げる技法で、江戸時代に防火、防風を目的として普及したそうです。松崎出身で江戸時代に左官の名工として名をあげ、漆喰鏝絵という独自の分野を築いた入江長八の美術館もあり、彼の作品が多くあることでも有名だそうです。電車の通らない町。派手な物は何もなく、賑やかしで訪れるほど便利な場所でもありません。来る人はみんな「松崎町」をめがけてやってきます。とても静かで心穏やかになれる場所です。






ここには海があり山があり川があり、そして静かで美しい町があります。海では新鮮なお魚や肉厚で香り高いひじき、町を流れる岩科川と那賀川では冬に河口のみで収穫され、全国でも希少価値の高い川海苔がとれます。山では春に美しく咲く伊豆諸島特産の大島桜が咲き、その葉を塩漬けにした、全国シェア70%を誇る桜葉漬けがあり・・・と、まさに食の宝庫でもあります。少し自転車を走らせればすぐそこに海があったとは思えないほど山深い景色、山に入れば極上のマウンテンバイクトレイルがある・・・人がごった返すような喧騒から逃れ、夜になれば薪を囲み、美味しいごはんと自然の音だけを楽しむ。心からホッとし、楽しい時間を過ごしたい方に本当に訪れてほしいと思えた場所でした。




小さな町を走っていると街の人との会話も生まれます。昔、お豆腐屋さんだったという古い民家には町の女性が集まっていました。思いのままに色を編み、出来上がったものを展示してSNSにアップ。松崎町から生み出されたものを世界中に発信する活動をおこなっているそうです。「見てってー!」と声をかけてくださったので中に入ると、窓際に飾られ、光に照らされた編み物が息をのむほど美しく輝き、暗闇の中で光を浴びた宝石のようで、その彩は心の奥深くまで届きました。






町を抜け海に出ると、地元の人だからこそ知る穴場スポットへ連れて行ってくれました。大きな岩場の中には洞窟があり、トンネルを抜けるとパァーーーーっと海が広がります。階段を登ったり下りたりとなんだか秘密基地のようでワクワクしました。






お昼は港近くにある磯料理屋「民芸茶房」にて。自家製ひものも販売しているお店。炭火で焼きたて、新鮮なお魚と作りたてごはんのそれはそれは美味しいこと・・・たった3時間ほどのツアーでしたがその中には松崎町の魅力がぎっしりと詰まっていました。食事を楽しみながら松本さんに古道再生のお話をお伺いし、いよいよ山伏トレイルを偵察しに出発!



この日は残念ながらトレイルを走る時間がなかったので乗り物を換え、車でポイントまであがります。長い年月の間に見る影もなく木々や根っこ、葉に覆われてしまった古道。1200年以上も前から続くこの道は広葉樹が多く、炭焼きや山岳信仰など生活道として使われていたそうです。山で作られた炭はこの道を使って海へつながる街へと下ろされ、炭船という船に乗せ運ばれていったそうです。伊豆の炭は昭和30年ころまで東京に出荷されていたそうですが、徐々に使われなくなり古道は枯れて行ってしまったそうです。松本さんは古道が山から海につながるという点に着目。「自転車を山の上まで運んであげれば街まで降りてこられるトレイルが出来るはず・・・」



かすかに残る路の跡をたどり、残すべき木を見極めながら伐採、根を掘り、整地を繰り返していきます。関係する全ての地区や管理者の許可を得て、コミュニケーションをとりながら整地していくという作業をはじめは一人で行っていたそうです。気の遠くなるような作業を日々繰り返し、少しずつ仲間を増やしながら、現在では何本ものトレイルを完成させ、参加者のレベルに合わせて楽しませてくれています。プライベートではマウンテンバイクでダウンヒルを楽しむ散走スタッフ、私、松田は「く、くだりたい・・・」という気持ちを抑え、涙ながらに次なる場所へ移動するのでした。あーこんな極上トレイルを目の前になんともったいないことか・・・




車で山を下り、向かった先は、今年からもう一つ始めたという新たな取り組みの宿、 「LODGE MONDO -聞土‐」。ここ松崎町でも高齢化が進み、140軒ほどあった宿泊施設は現在約半分の70軒ほどになってしまったそう。繁忙期にはヤマブシトレイルツアーに足を運ぶお客様も宿泊場所が取れず困っていることもあるとか。部屋はドミトリーあり、個室あり、和室、洋室などバラエティーに富み、ダイニングルームにはBASE TRESと同じく、山の整備で伐採した曲がったままの木の姿が壁に貼られています。今後も少しずつ各部屋に手を加え、より素敵な空間にしていくそうです。ここでもきちんと山がまわされていました。



山をまわし、まわすからこそ人もお金もまわっていく。ここにある物を無駄にせず活用し、大切に育んでいく。この素晴らしい景色も山を整備したからこそ現れた風景。当初は木々が生い茂り海など見えなかったそう。トレイルは作っただけでは終わりません。嵐が来れば山は荒れ、トレイルを復旧させるための大変な整備が待っています。長いコースでは1本が8キロ以上もあり、それが何本もあるわけです。整備し終わったと思ったらまた嵐が来るかもしれない。それでも同じ作業を繰り返し進んでいくスタッフの方々。話を聞けば聞くほど「凄い・・・」という言葉しか出ませんでした。
温暖で積雪の無い西伊豆は、朝霜が降りて路面があれてしまうこともなく、冬に走れなくなることもありません。1年を通してマウンテンバイクを楽しめるため、冬はますます忙しくなるそうです。
自転車を楽しむだけではなく「山を味わい、町を味わう」。ヤマブシトレイルツアーは魂のこもった場所でした。
東京からは車でも結構時間がかかりますので、ぜひ泊りがけで遊びに行っていただきたいと思います。日帰りでは「もったいなかったな」ときっと思うはずですから・・・。

今度は私も極上トレイルを走りに遊びに来たいと思います。もちろんお泊りで。
ヤマブシトレイルツアー、自転車の楽しみ方がより広がり、素敵なきっかけを見つけることができる場所でした。

YAMABUSHI TRAIL TOUR

静岡県賀茂郡松崎町松崎379-2
TEL 0558-36-3737
yamabushi.trail.tour@gmail.com

自転車女子で楽しむ仲間♪


本日、OVE初来店の女子3人組のお客様。OVEランチや店内をお楽しみいただきなら、ゆったり過ごされたととのこと。1973年に創設された東京大学自転車サークル「なかよしさいくる」のメンバーだそうで、メンバーには男子が多いとのことから「女子だけでゆったり自転車を楽しみたい!」とお話されていました。一緒に楽しまれたい女子大生がいらっしゃったら、気軽にSNSでお声かけされたらいかがでしょうか?ツイートはこちらから。

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