レポート 音に乗せるミュシャの故郷・チェコの風景 クラシックコンサート
11月11日より、OVEではミュシャをテーマとした企画展・ミュシャ・人と自然の調和~チェコと堺をつなぐアート・クラフト展~を開催しました。今回のコンサートでは、ミュシャが生まれたチェコの風景や作品のイメージとともに、クラシックコンサートをお楽しみいただきました。(コンサート共催:チェコセンター東京)
開演前と休憩時間には、OVEのスタッフが心を込めて焼いたチェコでは定番のケーキ「バーボフカ」とチェコのお菓子屋ツックルさんによる焼き菓子を、ドリンクにはチェコワインやピルスナー・ウルケルなどをお楽しみいただきました。
コンサートでは、ヴァイオリニスト・山崎千晶さんがチェコから持ち帰った譜面による日本ではなかなか聞くことができない曲目や、ピアノの難易度が高く今回ピアニストの金子渚さんと初の共演となる曲目など、お二人の素晴らしい演奏と共にチェコの奥深さに触れることができた大変貴重な機会となりました。
演奏曲目
1.フランティシェック・ドルドラ(1868-1944):思い出
チェコのヴァイオリニスト兼作曲家
2.ペテル・エベン(1929-2007):ソナチネ・センプリツェ
第一楽章、第二楽章、第三楽章の3部構成
チェコの合唱つきの大曲、オルガン曲を多く書いた作曲家
3.オスカル・ネドバル(1874-1930):悲しきワルツ
チェコの指揮者、ヴィオラ奏者兼作曲家
4.ボスフラス・マルティヌー(1890-1959):チェコラプソディー
交響曲を始めあらゆる編成で多くの作品を残したチェコの作曲家
5.山崎千晶編曲 ヴァイオリン独奏によるクリスマスソングメドレー
6.グリゴラシュ・ディニーク(1889–1949):ひばり
ルーマニアのジプシー音楽ヴァイオリニスト
7.ヴァーツラフ・トロヤン(1907–1983):うぐいす
チェコの人形映画音楽の作曲家
8.アントニーン・ドヴォルザーク(1841-1904):スラブ舞曲第2番
チェコを代表する作曲家
9.ドヴォルザーク:ユーモレスク
10.ドヴォルザーク:母の教えたまいし歌
(ロシアの指揮者・ロジェストヴェンスキー編曲)