皆さんは自転車で気持ちよく走行中、何かのはずみでチェーンが外れてしまったらすぐに自転車を降り、落ちたチェーンを掛けなおすことができますか？対処法を知っていれば一瞬にして再び走り出すことができますが、知らないと必死で直そうと素手でチェーンを触ってあれやこやと頑張った挙句、手が油まみれで真っ黒のべたべたに・・・シティーサイクルと違って長距離を走ることができるスポーツタイプの自転車は、何かトラブルが発生したときになるべく早く復帰させて走り出せるよう工夫して作られていることがほとんどです。なのでトラブルから復帰するための方法を知っておくことは、自転車を楽しむうえでとても大切なことなのです。

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まずよく聞くのが「お尻の痛み」。サドル（椅子）の座面の上下角や、前後への位調整をすることで痛みを和らげられる可能性があるのですが、それをどこで調整するのか？
輪行袋に入れるときにペダルを脱着することがあるかもしれないが、左側のﾍﾟﾀﾞﾙは逆ねじ（時計回りに回すとねじが締まるのが正ねじだがその逆）になっているのを知らないと永遠に外せないしつけられないという話など、外でトラブルに見舞われると冷静さを失ってしまいがちですが、構造や仕組みを理解することで落ち着いて対処できるように、少しでも知っておくことが大切なのです。

今回ご参加くださったのは女性２名。
１名は「いままで何かあったときに頼ることができる友人達と走っていたけれど、来月初めて頼れる友人無しでしまなみ海道に行くことを決めたため、一人で色々できるようになっておきたい。」
もう１名は「クロスバイクを購入して２年、今までトラブルに見舞われたことはないけれど今後に備えて学んでおきたい。」とご参加くださいました。

講座終了後には「今まで自分の自転車に何がついているのか？どうなっているのか？なんて気にしたこともなかったけれど、参加したことで自分の自転車に興味を持つことができるようになった。早く家に帰って自分の自転車がどうなっていたかを確認するのが楽しみ」「色々知ることで２年近く乗らなくなってしまったロードバイクに再び乗ろうという気持ちになれたし、いくつかの講座に参加したことで少しずつ自信がつき、来月旅に出てみようという勇気が持てるようになった」
と感想をいただきました。

一度でもやってみると「なんだ・・・そんなことなのか。」と少なからず自信がつきます。自転車をすでに楽しんでいる方も、これから自転車の購入を検討されている方もぜひお気軽にご参加ください！できる、できないよりもまず、自転車を「知る」ことで「乗る」ことが一段と楽しくなるはずです。