自転車に乗っていて比較的身近なトラブルと言えばといえば・・・パンクです。
街中であれば沢山自転車屋さんがありますので、いざとなったら駆け込んで直してもらうこともできますが、街を離れた郊外で自転車に乗っていたら・・・というわけで、チューブ交換は少し長めの距離を自転車で走りたいという方にはぜひ覚えていただきたいスキルです。パンクが心配でせっかく買った自転車の楽しみ方を狭めてしまうのはもったいない！！チューブ交換は繰り返し練習すれば、コツをつかんで確実に身に着けることができます。実践し構造を理解することから始めてみましょう！！

スポーツタイプの自転車は「トラブルがあったときにサッと作業し、素早く走行に復帰できる」構造のものがほとんどです。前後輪の脱着も工具を必要とせず行えるものが多いので、車輪を外してパンクの原因を確認し、新しいチューブに交換すれば再び楽しく走り出せる素晴らしい乗り物です。車やオートバイ等と違って部品がとても軽いので、覚えてしまえば女性だって作業ができます。

この講習会では
・パンクの原因
・タイヤの空気圧の見方
・バルブ口の種類
・購入すべきチューブサイズの見方
等、基本的なお話をした後に
・チューブ交換実践
を行っていきます。

今回は「今までは仲間と走りに行っていて何かあったら助けてもらっていたけれど、一人で走りに行きたいと思ったときに誰も助けてくれる人がいなかったらどうするのか？」と思い立ち参加された方、昨年ロードバイクを買われ、これから長距離ライドを楽しんでいきたいのでチューブ交換ができるようになっておきたいという２名の方がご参加くださいました。そのうち１名は過去にパンク経験があり、「雨の中、仲間が作業してくれたのだが何もできず、それを横で見守るしかできなかったのが、ただただ申し訳なかった」と苦い思い出をお話しくださいました。お二人とも自分でできるようになりたいと熱心に何度も練習しておられました。

「予備知識のことなど初めて知ることも多く参考になった」「丁寧に手順を教えてもらい助かった。自分の自転車でも繰り返し練習してみたいと思う」と感想をいただきました。

パンクはきちんと空気圧の管理をしていればそう頻繁に起こることではありません。講習後、何もしなければ次にパンクするのが５年後かもしれません。何もないに越したことはありませんが、いざというときにすっかり忘れていることでしょう。とにかく月に１度でも練習することが大切です。誰でもいきなりサッとできるようにはなりませんので、まずはどんなものなのか？を体験しに遊びに来てください。きっとそこから自転車遊びの自由度が広がっていくはずです。
皆様のご参加をお待ち申し上げております！