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ショップイベントレポート
2008/3/23 Sun

サイクリングアイランド四国!旅の魅力

日本の原風景を思わせる絶景を巡る『四国一周サイクリング』の魅力とは?瀬戸内の多島美とそれぞれの離島をつなぐ橋、雄大な太平洋に抱かれるように走るシーサイド、美しい緑が生い茂る林道や山道、迫力ある渓谷に沿うように続く道…。



夕やけこやけライン【愛媛県】 五色台スカイライン【香川県】



足摺岬灯台【高知県】 阿波しらさぎ大橋【徳島県】

それだけではありません。4県それぞれの歴史や伝統文化が継承され、それを誇りを持って暮らす人々が住まうまちであることがわかります。それぞれに異なる文化を持ちながらも、四国の代名詞であるお遍路さんの「おせったい」文化が旅人に、深い絆と感動を与えてくれるように思いましました。


徳島と言えば「阿波おどり」や「鳴門の渦潮」、すだちや鳴門金時ほか有名な食材は豊富にありますが、自転車で巡る散走におススメな花見山の「心の手紙館」では、1年~5年後の未来の自分や家族、大切な人に向けた手紙を預かり、希望する年月にお届けしてくれるのだそうです。350本のしだれ桜が咲き乱れ、四季折々の花を楽しみながら”大切な人を想う”自転車で巡る旅は素敵だな…と訪れたくなりました。



香川県小豆島ではオリーブが有名ですが、恋人たちの人気スポット「エンジェルロード」~天使の散歩道~では「大切な人と手をつないで渡ると、願いが叶う」というロマンチックな場所が有名です。小豆島を1周するサイクリングルートの整備も進んでいるので、ゆったりと自転車で巡ると幸せな気持ちになりそうです。



愛媛県と言えば、何といっても「道後温泉」。”おんな一人旅に人気温泉地ランキング”4年連続第1位なのだそうで「愛と姫の楽園」として美肌にはもちろん、ストレスオフにもおススメ!郷土料理の「宇和島鯛めし」と、鯛一匹まるごと炊き込む今治・松山の「鯛めし」の2つが絶品グルメだそうです。癒しの空間が広がる愛媛の自転車旅は、ココロもカラダもリフレッシュすること間違いありません!



そして最後に高知県からご紹介いただいたのは日本の歴史を刻んだ「幕末維新」。昨年から今年にかけて、大政奉還、明治維新150年を契機とした「歴史博覧会」を開催中だそうです。龍馬の気持ちになって歴史を巡る散走すると、当時の「時」の流れが立体的に浮かんでくることでしょう。



自転車で四国一周と聞くと『なんだか大変そう…』と思っていましたが、4県それぞの魅力をお聞きすると、一周頑張って一気に駆け巡るのではなく、ゆっくり時間をかけて何度も行きたくなりました。(笑)何度訪れても出迎えてくれる、あたたかい人達がいると思うと日本は本当に安心して自転車旅ができる国だと思います。



とは言え、やはり四国1周を目指して達成感を味わいたい方は、四国には様々なサービスや施設が整っているという情報を、愛媛県自転車新文化推進室の坂本室長よりご紹介いただきました。例えば、松山空港では自転車を梱包する段ボールなどの無料預かりサービスや、自転車を組み立てるための専用スペースを用意。実際に走り出してからも、サイクリストにやさしい、休憩スポットや道しるべが充実しています。さらに一部の地域では、自転車をそのまま乗車できる電車やバスが運行しているので、ルートをスキップしたいときに便利だそうです。「四国1周サイクリング」を目指す方は、こちらのウェブサイトをご覧いただき、ぜひチャレンジしてください!

イベント当日は、OVEカフェのフードセラピスト杉山映美子が四国4県の食材を使って考案したメニューをお楽しみいただきました。お料理の基本的な考え方については、シマノが発行しているCyclingoodをご参照ください。


<四国4県の食材を使ったメニュー>
・高知県「ゆのす」を使った野菜と生姜の押し寿司
・高知県こぶ高菜と文旦、愛媛県五色ソーメンのジュレ
(高知県安芸市大北農園/桐谷農園産を使用)
・徳島県すだち鰤と紫水菜のマリネード
・徳島県阿波尾鶏ソテー
・香川県フルーツトマトとオリーブの実のピンチョス

<デザート>
・徳島県 苺(徳島市西岡農園)
・愛媛県 八朔(愛媛県岩城島大井農園)

<ドリンク>
・香川県オリーブ茶と高知県ジンジャースパイス

Cyclingood


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