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OVE散走レポート
2023/4/9 Sun

レポート 横須賀散走


スカッと晴れた4月の週末。真っ青な海に船が生える、まさに散走日和、軍港めぐり日和の横須賀散走でした。

JR横須賀駅を出発。駐輪オブジェはあるのに自転車が乗り入れできない謎のヴェルニー公園と三笠公園に立ち寄りながら、南へ南へと海沿いの道を走ります。


椰子の木が並ぶよこすか海岸通りには、米軍の救急車両が走っていたりして、季節も場所も東京湾岸とは思えない。でもそれが実は横須賀の日常。

のんびりと走る我々の横を、時折ロードバイクのグループが「シュン!」と抜いていく。いったい何台の自転車に抜かれたのかというくらい、ローディーにとっても三浦半島を気持ちよく走れる1日だったようです。


観音崎では公園内を押して海辺を歩きました。沖で気持ちよさそうに風に乗っているヨットがいたり、手前の岩場では釣りを楽しんでいる人がいたり、みな思い思いの週末を過ごしている様子。



観音崎の先ののどかな道を走っていると、到着するのが渡船の乗り場。浦賀の入江をショートカットする渡船に自転車を積み込んで、わずかな時間ではあるけれども楽しい船旅。





再びのどかな海沿い。トンネルを越えると風景がちょっと変わって久里浜の街に入りました。ペリー公園は地元の人たちの憩いの場。一緒にのんびり、コーヒーとお菓子で一服。


右側の2台は左の集団を追い越している途中です
※並走はしていません※


今度は内陸から横須賀を目指します。
国道134号線と横須賀線の間を流れる川の、134との対岸は車は通り抜けられないけれど人と自転車は通れる通路があるので、まったく車が走らない隠れた自転車天国。車を気にしないで走れるのは、やはり気持ちが良い。

北久里浜の先は国道134号線へ。唯一「山越え」をしないで横須賀に入ることができる。そこからは交通量の少ない住宅地の中を走る。ホテル、病院、飲み屋街が現れたら、横須賀中央の駅の脇に出てくるのです。


コースカの駐輪場に自転車をいったんとめて、道路の反対側にあるMIKASA CAFEへ。横須賀といえば、カレー。海軍カレーは明治時代の海軍のカレーレシピに従って作ったもの。ほかに、掃海艇「はつしま」公認のカレーがあり、こちらは「はつしま」の調理員から直接指導を受けたという、まさに「本物」。

やたら辛いカレーとは一味違う、ちょっと懐かしいカレー。ちょっと遅いお昼でしたが、お腹は満足したのでした。


食後はまっすぐコースカの中に。OVE散走で商業施設の中に入っていくことは、まず無いのでちょっとドキドキします。実は乗船手続きをするカウンターが館内にあるのです。ここからは「軍港めぐり」


この日、4月9日。4月3日に入港した原潜「ハンプトン」が見られるという「めったにない」機会。もちろん、その横に大きく構える空母ロナルドレーガンの大きさには、息を飲むしかありません。

ちなみに、寄港状況は神奈川県のホームページから調べることができます。
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/bz3/cnt/f417274/

イージス艦から護衛艦、潜水艦ステルス護衛艦、さらには消磁施設から謎の島まで、とにかく盛りだくさん!ちょうど入港中の護衛艦をタグボートが押して着岸している現場を見られました。空母に作り替えられる前の「いずも」を見られるのはあとわずかだそうで、こちらもしっかりと瞳に焼き付けたのでした。


最後にヴェルニー公園を押し歩きながら、再度艦船を眺め、横須賀駅へ。
海と船を満喫した横須賀散走だったのでした。


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