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OVE散走レポート
2022/10/16 Sun

レポート 秋の三浦、グルメ散走

見事な秋晴れの下、絶景のなかを散走しているとき、実は自分達もその風景の一部になっているんだというちょっと嬉しい気分になることがあります。
この日の三浦散走は、まさにその嬉しい気分を味わうことが出来ました。

鬱蒼とした緑に囲まれたり、絶景のパノラマが現れたり、海あり山ありグルメありの秋の三浦半島なのです。

※ サイクリングのTipsとして、「湖は反時計周り、半島は時計回り」というものがあります。
そのほうが、道路の左側を走るときに、道路を隔てずに景色(湖や海)が見られるからなのですが、今回は「食」がメインのため食事の順番を考えて半島ながら反時計回りに巡っています。


まず、三崎口の駅を出発したら三戸浜の方へ向かいます。三浦半島の台地に広がる畑の中を通り抜けます。すでに大根が青い首を伸ばしてのびのびと太陽の光を浴びていました。
坂を下って行くと三戸浜。小ぢんまりとした浜の風景。ちょっと南国情緒を感じる神社、海岸沿いにある火の見櫓、夏が終わってずいぶん経ったけれども、なにか夏の匂いが残っているような風景でした。
その三戸浜をあとにして、ふたたび台地の上をめざします。まっすぐ伸びる坂の上で小休止。眼下には色とりどりの畑が広がり、その先には真っ青な相模湾が煌めきます。沖の方を見ると江ノ島や伊豆半島も望むことができる知る人ぞ知る絶景スポット。
ワイワイ休憩している脇では、ゆったりと絵を描いている方がいらっしゃいました。



一旦幹線道路に戻って次に向かうのは、三浦市最高峰「岩堂山」。といっても、それほど高い山ではなく、軽くアップダウンするワインディングロードを気持ちよく走っていると、あっというまに辿り着いてしまいます。
こちらも絶景。三浦半島のランドマークの一つとなった2基の風車と、右手にある城ヶ島。左の奥には房総半島も見えています。海にはプレジャーボートのほか、釣り船が沢山!
すでにロードバイクに跨ったサイクリストが数名、記念写真を撮っていました。ローディーたちが出発した後、我々も記念写真をパチリ。
そのまま坂を下って風車の下へ向かいました。

さらに走り続けると、対向車線で幾組もの自転車乗りの集団とすれ違います。歯を食いしばって上ってくる人たち、下り坂「ヤッホー」な人たち、のんびりほんわか「散走」ムードの人たち、列車となって駆け抜ける人たち。それぞれが、それぞれの楽しみ方で、秋の三浦を満喫しているのです。


ランチタイムは今回の目玉!「松輪サバ」
4年ぶりに訪れる「松輪」へ。今回はテラス席を用意していただきました。秋晴れで海の見えるテラス席は最高!

漁師さんが一本釣りで上げてくる鯖なので、数に限りがある様子。
今回は「鯖は2人で一皿」ということだったので、シェアしながら他の定食も楽しみました。
筆者はアジフライを単品で頼みたかったのですが、今回はアジもあまり上がらなかったようで、定食限定とのこと。
アジフライのある定食を味わいました。


食後にいきなり上り坂になってしまうのが反時計回りルートの少々つらいところ。ですが、その坂をゆっくり上って海の方にある剱崎灯台へ向かいます。
東京湾の入り口に立つ剱崎灯台が畑の先に見えてきます。最後は自転車を押して、灯台の前へ。
そこでゆっくりとコーヒータイム。カップ用のドリッパーにOVEで挽いて持ってきたコーヒーの粉を入れお湯を注ぐと
灯台の周辺にふんわりとコーヒーの香りが漂います。
食後の一杯で気分も安らぎます。



コーヒーの後は三浦海岸方面へ向かいます。
海岸の手前を左に、山の方へ向かうと第二の目的地「石井みかん園」があります。ここからはデザートの時間です。
手にハサミを受け取ったら園内へ散り散りになって、おいしいみかんの木を探すのです。
三浦半島のみかん狩りシーズンは始まったばかり。極早生の可愛いみかんがあるのはこの時期ならではですが、酸っぱいみかんもそこそこ多く、「Myミカンの木」発見はなかなか大変!


デザートも満足したら、あとは海岸沿いの遊歩道をゆっくり流しながら三浦海岸駅へと向かいます。
分厚い肉を焼くBBQの人たち、ワイン片手に海を眺める奥様方、波打ち際には乗馬体験をしている人。。。秋の三浦海岸には、豊かな時間を満喫する人が集い、ゆったりとした時が流れているのでした。
三浦海岸からは、品川駅まで1時間ちょっと。
都心の近くにこんなに自然に溢れた楽しい場所があるなんて!と毎回驚きを隠せない三浦散走。今回は秋晴れのおかげで驚きも倍増なのでした。



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