EVENT OVE散走&ショップイベント
OVE散走レポート
2022/10/10 Mon

レポート「漆器と愉しむアウトドアコーヒー」 散走体験

今回は、漆作家の菊池麦彦さんがアウトドア用に制作した漆のマグカップ「KiiK」を持って、散走しながら青空の下でコーヒータイムを楽しもうというもの。 午前と午後の一回ずつ、OVEのご近所を自転車で巡り、遊びを通して漆をもっと身近にもっと気楽に使ってもらいたいという散走体験なのです。

コーヒーは現在OVEのランチでも提供、販売もしている「bicycle coffee」を使用。OVEに豆を配達してくださる成田さんに、アウトドアでのコーヒーの淹れ方の実演をしていただくことになりました。


さて、ではまっすぐコーヒーを淹れに行こう!とならないのがOVE散走。今回は神宮外苑をぐるりと巡るところから始めます。

国立競技場の周りには聖火台が二つ、昨年使用されたものと58年前に使用されたものが、青山門近くの遊歩道に展示されています。
千駄ヶ谷門側に回ると、金色の郵便ポストも見られます。

近隣のオリンピックミュージアムの外では旧東京、札幌、長野で使用されたもののレプリカ(実物大ではない)も見ることができるのです

赤坂御用地脇の国道246号線をひたすらまっすぐ走ります。都心で一心不乱にまっすぐ走れる数少ない道路かもしれません。

ちょうど「とらや」の裏あたりにある、山脇学園の敷地内には、巨大な武家屋敷門があります。上野公園の黒門ほど幅はなく、東大の赤門ほど高さもありませんが、力強さと迫力ではどちらにも負けていないように思います。

赤坂と青山の境目、谷のキワあたりを走りながら、青山公園(南地区)へと向かいます。
入口に自転車をとめて、子供たちや野球やサッカーをしているグラウンドを横目に見ながらその奥にある小高く、木々が茂るエリアに移動します。さらに先にはフェンスがあって、その向こう側は「アメリカ」なんだそうです。

さて、そんな小高い丘の上で、菊池さんのプロダクトであるKiiKの漆マグカップに、Bicycle coffeeの成田さんが淹れたコーヒーが注がれていきます。OVEのカフェスタッフ渾身のおやつも登場。

木々の囲まれつつ、東京の都会の景色と気まぐれな秋空を目に、鳥や虫や子供たちの声を耳に、秋の東京都心の風景に包まれながら、美味しいコーヒーとお菓子を口にする。

自転車で走り、緑の多い公園でコーヒーを楽しむひと時の清々しさを満喫した2時間弱の散走体験ですが、漆の魅力と外でいただくコーヒーとお菓子の美味しさは特別感があり、とても贅沢な時間が過ごせたように思いました。

【KiiK漆マグカップについて】

【Bicycle Cofeeについて】


PAGE TOP