レポート Tokyo Sunset Cruisin'
8月終盤、晴れたり降ったり、暑かったり涼しかったりと天候が安定しないなか、めずらしくほどほどにマイルドな天候となったこの日、東京湾岸の夕景を求めて散走に出かけました。
麻布の街を右へ左へと進んでいると、突如現れる東京タワーは今日も圧巻。雲ひとつない青空がバックだと、タワーの赤と白がとても映えますね。
「出世の石段」の愛宕神社。そのほかにもいろいろなエピソードがあるんです。という話をしながら境内を巡っていたのですが...
この白い御大に全てを吹き飛ばされるくらい、貫禄のある居座りっぷりでした。
「ごめんなさい」と謝るときに、持っていく手土産としてダントツの人気を誇る（筆者調べ）「切腹最中」、けっこう腹持ちも良く自転車に乗っている時の補給としてももってこい！。。。と思ってお店の前まで行ったら、お休みでした。
「ちゃんと調べとけよ！お前が切腹しろ！」
と言われないかとビクビクしていたら、虎ノ門ヒルズの一階にパティスリーがあるよ。と殿からの天の声。あわてて引き返すのでした。
なんと、見た目も美しいエクレア！
女子力高めの今回「お店が閉まっていてよかった」という声まで飛び出すほど。
甘すぎず、スッキリとした後味も、散走にぴったりなスイーツを発見した瞬間でした。
今後のOVE散走でも登場することがあるかもしれません。お楽しみに。
そろそろ空も夕暮れ時を迎える準備を始めました。旧築地市場を横目に見ながら進みます。正面の高層マンション群が次第に茜色に染まっていきます。この全てが茜色に輝き出す時間帯の散走は、春夏秋冬問わずおすすめなのです。もちろん、天気が良いことが条件です。
あれよあれよという間に豊洲市場にやってきます。実は、今回の散走、距離はあまり走っていないのです。猛暑の場合も考え短めでした。ちょっと物足りなかったかも。でも、少し物足りないくらいがちょうど良いのかもしれません。
暑くてぶっ倒れそうな時間には出発しないで、ちょうど「豊洲ぐるり公園」でこの絶景を見る。なかなか乙なものです。
東京の夜景を眺め、DJの見事な（おっさん世代にも楽しめる）選曲の音楽をバックに、近所の方々と思われる集団、外国人留学生と思われるパリピ集団、でっかいピッチャーを「1人で飲むんじゃないか」という強者たちを横目に見ながらの、ばんごはん。
東京の街なかからちょっと離れただけなのに、突如現れた異空間で、散走をしめくくったのでした。
