レポート黄葉・紅葉散走（その２）

2021/12/4 Sat

もしかしたら、すでに紅葉は終わってしまっているのではないか。。。スタッフがドキドキしながら待っていた、12月最初の週末がやってきました。

実際都内の紅葉は、おおかたピークを過ぎてはいるようでしたが、年末に向けて街も人も久々に動き出した東京の街を堪能することができました。

おなじみ外苑の銀杏並木を通り抜け、千駄ヶ谷へと抜けていきます。背景にドコモのタワーが建つ、国立競技場から千駄ヶ谷へと向かう道の銀杏並木は、隠れた名所。

千駄ヶ谷駅から北上、新宿通り、そして靖国通りを跨ぎます。かつてはそこから細い道をひたすら進んでいたのですが、突然景色がひらけて、明るいマンションが目に飛び込んでくるのです。その先、小さな飲み屋が並んでいた街並みもすっかりと明るくなり、そのまま抜弁天から戸山公園へ。なんと箱根山の登山口は４ヶ所に増えていて、四方から上ってこれるのです！

小休止のあと、早稲田大学方面へ。大隈庭園を散策します。近所にお住まいと思われる小さなお子様連れの家族が、休日を庭園の中でゆったり過ごしている光景は、なんとも癒されるのでした。

続いて立ち寄ったのは肥後細川庭園。こちらも長閑な雰囲気をたたえつつ、雪吊りをした松の木や、さまざまな石灯籠、崖上まで続くスケールなど、違った雰囲気を楽しめました。

関口芭蕉庵、椿山荘を横目で見つつ、細い路地をクネクネと進みながら神楽坂に向かいました。神楽坂といえば毘沙門様と「石畳に黒い板塀の料亭街が残る街」なだけではなく、多国籍な雰囲気のあるエリア。ちょうどお腹も空いてきた頃。今回は「チーズ」のお店「フロマティック」に立ち寄りました。チーズフォンデュだけでなく、ステーキやソーセージなどを焼いた上にトロトロのチーズをその場でかけてくれるランチ！子供の頃に見た（生まれてない方も多い？）アルプスの少女ハイジの、パンに乗せられるトロトロのチーズが目の前で再現されるのです。BGMもお店の内装も、店員さんのほのぼのした対応も、雰囲気抜群。
食べ終わったあとは「ほどほど」な満腹感でも、いつまでたってもお腹が空かないのは、チーズとパンの底力。大満足でお店を後にしたのでした。