レポート パンと季節のジャム散走
11月とは思えないほど暖かく心地よい祝日の朝・・・空は澄み、真っ青な空高くスッと浮かぶ秋の雲。風、香り、温度、木々の彩り、人の流れ・・・自転車を走らせることで感じられる様々な変化を味わっているだけでわくわくせずにいられません。今日の散走のテーマは「パン屋巡りと旬の果物で作った手作りジャムを楽しむ」こと。
散走の出発地点は代々木公園。園内の緑豊かなサイクリングロードを走ると、木々の隙間からこぼれる太陽の光がきらきらと輝き、まるで避暑地の森の中を走っているような気持ちよさ。すぐ近くに原宿、表参道と人があふれる大都会があるとはとても思えない空間。夏は深い緑だった葉の色も少しずつ色づき始め、紅葉を楽しめる季節がやってきたことを感じることができました。
本日のルートは代々木公園→原宿→神宮前→南青山OVE(休憩)→神宮外苑→千駄ヶ谷→新宿御苑裏→新宿→代々木→代々木上原→代々木八幡→代々木公園。代々木公園からOVEまで単純に行くだけなら片道たったの2Km、10分ほどの距離。でも散走の醍醐味は「道中を楽しむ」です。寄り道、回り道、探検、休憩、パン屋の行列、で約3時間半、15Kmの楽しい小旅行に!
裏路、小路と先導スタッフについて走っていくと、「いったいどこを走っているのか?どこに出るのか?」さっぱりわかりません。でも、それが入り組んだ街、東京の面白いところ。どんな場所を通ったのかは参加者だけが知ることができるお楽しみ。
OVEで小休憩。旬の時期に作り置きしておいた桃のジャムで作った「散走ドリンク」でお出迎え。旬の果物「葡萄」の手作りジャムと代々木公園周辺のおすすめパン屋、手作りジャムの作り方をプレゼントして再出発!
緊急事態宣言も明けたからか?天気が最高にいいからか?それともパンが大ブームなのか?どこのお店もものすごい行列!!3か所巡ってみたのですが、1か所はあまりの混雑ぶりに断念。地下にあるお店の中を上から眺め「こうなったら今度は平日に来てみます!ぜったに食べてみたい・・・」と再訪の闘志がフツフツ。
「ここのパン屋はこれが美味しいらしい!」「評価で星○個だ!」「どのパンもおいしそう・・・」と並んでいる時間も携帯でお店の検索をして盛り上がり、店内に並ぶパンを想像しワクワクしながら楽しみました。待ちに待って手に入れたパン。お昼の時間でお腹がすていたことも相まって、皆様買い込む買い込む!!背負ってきた大きなリュックに入りきらないほど沢山(笑) つぶれないよう詰めなおして代々木公園へ。
ゴールする頃にはお腹がペコペコ。早く焼き立てのパンをたべたーい!と参加者全員で仲良くピクニック開始。自転車を漕ぐといつも以上にお腹が空いて、美味しいパンがもーーっと美味しくなるんです。今回は葡萄ジャムを作ってくれたカフェスタッフ石光が、ジャムに合うパンを見つけてくれたので皆様にプレゼント!ジャムと一緒に楽しんでいただくことができました。昨日の残りのおかずだってパンにはさんで外で食べれば見違えるほど美味しくなるはず。さあ皆さんも自転車に乗ってピクニックに出かけてみませんか?
今回は東京都公園協会主催の初めての散走ということで、代々木公園発着散走をOVEが協力させていただきました。この散走をきっかけに色々な東京都の公園で、散走はもちろん、自転車教室など様々なイベントが開催される予定です。次回は小金井公園発着の散走です。イベント詳細、お申し込みは下のリンクボタンからご確認ください。