レポート ラスト散走・今年も〆はちゃんこ鍋
今年最後のOVE散走は、すっきりと晴れた空の下、意外にも「ちょっとポカポカ」と、おひさまを浴びながら行うことができました。
前日の天気予報では、予報サイトごとに予想最高気温がばらつきすぎていて、全く寒いのか暖かいのか予想できなかったこの日、蓋を開けてみれば「午前中は」意外と穏やかでした。
この日のOVE散走、12時すぎには目的地の「ちゃんこ巴潟」に到着していたので、防寒着の準備をしていた人も、使わないまま終わってよかったと胸を撫で下ろしていたのです。
さて、オリエンテーションと準備運動が終わったらOVEを出発。赤坂から溜池、霞ヶ関を通って、桜田門へと向かいます。
霞ヶ関では散ってしまったイチョウの葉が道端に溜まっていて、自転車で通り過ぎると「サクサク」と心地よい音を立てていました。
出来るだけ暖かくなるように、日向をなるべく選んで向かいます。
桜田門で小休止。ちょうど風が遮られているのか、ポカポカと暖かい。おかげで休憩がすっかり長くなってしまいました。
日曜日だからパレスサイクリング。。。と思いきや、12月は実施していないということで、ちょっと残念。行幸通りを東京駅に向かいます。スケートリンクが設置されているという話を聞いたので立ち寄ってみたのですが、ちょうど子供達がアイスホッケーの試合をしていました。人がいないゴール裏に近づこうとすると「パックが飛んでくるので、サイドでご覧ください」とのこと。確かに、子供とはいえパックが飛んできたらたまったものではありません。
東京駅前で今年何度目かの記念撮影をしてから、再出発。本郷通りから神田司町、旧万世橋駅周辺を通って、秋葉原へ。
秋葉原まではカートの方々と付かず離れず。道を別れた後また出会ったり。
「冬は寒さが厳しいけど、今日はそれほどでもなくてよかった」
とガイドの方がおっしゃっていました。
さて、今回の散走では一つ小さなイベントを用意しました。それは
「秋葉原のドンキホーテでクリスマスプレゼントを買う」
。。。というわけで、「30分間・上限税込1,100円」という制限を設けて、ドンキの前で解散。各自が重い思いのプレゼントを購入しました。店内は秋葉原の街中に輪をかけて「アキバ」な感じが漂っているので、探検しているだけでも面白い。でもプレゼントを探すのは、なかなか難しい。「あ、これ!」と思っても予算オーバーだったり、他にも気になるものが出てきたり。
一番上のフロアから下のエスカレーターに乗ろうとすると、エスカレーター前にはメイド喫茶。
「メイド喫茶も一人じゃ入れないし、入ってみたかった」
という意見も聞かれました。いやはや。アキバ、奥深し。
30分後OVEの紙袋にプレゼントを入れて全員が集合。スタッフが手分けして袋を運びます。駐輪場まで、アキバの空気に浸りながら歩いて、自転車に戻ったら両国へ向かい再出発。
浅草橋(気になるお店があったみたいです)、柳橋(船宿が素敵)から両国橋(相撲と花火にちなんだ意匠が雰囲気を盛り上げます)を渡って国技館の前へ。駐輪場に自転車をとめて、この日の自転車は終了。徒歩にて「ちゃんこ巴潟」へと向かいます。
そうそう、実は駐輪場の手前にはB .B .BASEに乗車する際の入り口があるのです。
巴潟に着いて部屋に落ち着いたら、食事を待つ間にプレゼント交換会。あ、もちろん乾杯も忘れません!
じゃんけんで買った順番に、1から10まで番号を振ったプレゼントを選択します。(自分の買ったものに当たった人はいませんでした)
全員にプレゼントが行き渡った後、プレゼントオープン。購入した人の思いも伺いながら。「そうか、こういうプレゼントもあったんだ」と思うことしきり。食事が来る前の余興としては、なかなか満足度が高かったのでは?
ちょうど良いタイミングで食事も並び始めます。
可愛らしく並んだ前菜たちを食べながらも、待ち遠しいのは、鍋。
巴潟で提供される4種類の鍋のうち水炊きを除く、塩・味噌・醤油味の鍋をみんなで食べ比べ。ほぼ全会一致で「◯◯」が美味しい、という話になりました。もちろん、残る二つもそれぞれが特徴のある出汁で美味しかったのだけど。。。
前菜から鍋、〆のうどん、そしてデザートまで。みんなでぽっこりしながらもワイワイと。「忘年会」は進行したのです。
食後、お店を出たら、午前中の陽気は影を潜め、冬らしい空気が張り詰めていました。午前中はポカポカしていてよかったなと思いながら、両国駅に向かう途中、お土産屋さんに立ち寄ったりと、最後まで「散走」を楽しんで2023年のOVE散走はお開きとなりました。