レポート パン好きの聖地、代々木でブランチ散走
ギラギラとする夏の太陽がいつまでも照り続ける今年、それでもこの日はちょっと雲が多め。雲の影と街の日影を利用しながら、ご近所巡り。
それでも、地下のカフェに向かって階段を降りていく時には
「なんて暗いところに入っていくんだ(もしかして、お店、臨時休業?)」
とドキドキ。ドアを開けると、そこにはゆったりのんびりとした時間が流れていたのでした。
「ブランチ散走」ということで、いつもよりも少し早めの集合。
思ったよりも雲が出ていたものの、日差しはギラギラ。
なるべく日陰を探して走り出します。
神宮外苑の銀杏並木から千駄ヶ谷そして代々木と、適度に雲の影に入りながら走ります。体に当たる風はほどほどに心地よい。
新宿界隈では派手な衣装に身を包んだ人たち。何かイベントがあるのでしょうか。都庁前では自衛隊や消防・警察の特殊車両が並んでいました。思えば8月最後の週末、いろいろなイベントがあっても不思議ではありません。
特殊車両に目が眩み、ちょっと遠回りをしてしまったのですが、方南通りから幡ヶ谷方面を目指し南下、そのまま今日の目的地「カタネカフェ」を目指します。
カフェに到着してみると、1階の「カタネベーカリー」に行列がない!
これはラッキー!と、思い思いのパンをお土産に買ってからカフェに降りていくのです。
白を基調にしたカフェの室内、ほぼ満員の店内なのに、みんな口々にお喋りをしているのに、なぜかあまり気にならない、のんびりした空気。この空気の中ならば、いつまでもくつろげる。そう思わせてしまう雰囲気のあるカタネカフェ。口々にブランチの注文をしたあとは、四方山話にはなを咲かせます。
地下に降りていく時に「暗い」と思った明るさに、目はあっという間に順応し、心地よい「白」に囲まれた空間で。。。
さて、おまちかねのブランチたちがやってくるのです!
パンはもちろんのこと、サラダやオムレツ、スープからデザートのヨーグルトにいたるまで(そしてコーヒーや紅茶)、カフェの雰囲気をそのまま食事に変換したかのような、和んだ雰囲気のブランチを楽しむことができました。
食後は再び真夏の空の下へ!
でも少し雲が多くなってきて、自転車にはちょうど良い感じ。
代々木公園に入り木立の中のサイクリングロードを走ります。
朝がた新宿界隈で見かけたような、派手な衣装の人たちが公園のあちこちで踊りの練習をしています。(「原宿表参道元氣祭スーパーよさこい」というイベントだったようです)
原宿から表参道に抜けると、なんとなく怪しい真っ黒な雲が前方に見えてきました。もしや「ゲリラ豪雨か」と一瞬あせりましたが、雲のおかげで暑すぎることもなく、雨に降られることもなく無事OVEにたどり着いたのでした。
夏の朝の時間を利用して、のんびりカフェで過ごすのは、想像以上に心地よい。ということを実感した散走でした。