OVE

散走のご報告

MinamiAoyama

2017.09.30(Sat)

武蔵野新蕎麦散走


武蔵野方面で蕎麦と言えば「深大寺蕎麦」が有名ですが、有名どころではない場所に美味しいお店はひっそりと隠れていたりするものです。OVE散走で蕎麦と言えば狛江にある「志美津や」さん。毎年この時期美味しいお蕎麦を食べに足を伸ばします。距離にして往復40キロ。OVE散走としては距離が長いのですが、漕いだ甲斐があった!と納得できるほど美味しいお蕎麦が食べられた、まさに食欲の秋というにふさわしい武蔵野新蕎麦散走のご報告です。



朝の表参道は車も人もまだまだまばら。週末の賑わいが想像もできないほど穏やかな通りを自転車で走る気持ち良さは何とも言えません。ところが、うって変わって思いのほか朝から賑わっているのが代々木公園。ウォーキングやマラソンをする人たちが沢山おり、自転車で通り抜けるのが少し窮屈なほど。週末の朝、いつまでも寝ていないで身体を動かす人がこんなに沢山いるなんて・・・と自身の休日の過ごし方を反省させられたのでした・・・。



自転車で走っていると木々や草花の香りの違いで季節を感じることが出来ます。この日は早くもぎんなんの香りがしてきたり、金木犀のとても良い香りが風と共に運ばれてきたりと「香りの御馳走」も楽しむことが出来ました。また運動会が行われているところが多く、幾度となく元気な声援の声を聞くことが出来ました。



世田谷区にある豪徳寺で休憩を取りました。招き猫発祥の地との一説もある深大寺。中に入ると一人のおじさんが写真を交えて豪徳寺の説明をしてくれました。11月20日頃から12月上旬頃の紅葉の時期は見事なまでに葉が真っ赤に染まるそうです。三重塔の一層目の四面には、干支の彫刻が施されているのですが、その中には探すと猫も紛れ込んでいます(笑)何も知らずに見てまわるよりも格段に楽しい時間にしてくれました。境内の奥の方に進むと現れたのがものすごい数の招き猫。招き猫に願を掛けて、願いが成就した時に返納しにくる場所だそうです。こんなに沢山の願い事が叶ったのかと思うと驚きですが、大小さまざまな招き猫がずらりと並んだ様子は圧巻。なんだか自然に笑顔になってしまいました。



国分寺崖線の合い間を通る公園を抜け、野川へ出ると緑が溢れ、水が流れる癒しの空間が広がります。ここに来るまでに通ってきた世田谷の住宅街とはまったく違った空気が流れ、心が開放されるのがわかります。ここまでくると目指す志美津やさんはもう少し。



閑静な住宅街に佇む「志美津や」は11:30のオープンと同時に入らなければ待つことが必須。食べている時も決して広いとは言えない店内は常に満席でした。
参加者に大人気だったのが5つの味が楽しめる五味(いつみ)蕎麦。季節によって内容が変わるそうですが、この日はざる、とろろ、辛み大根、鴨、海老天の5つ。色々な味を少しずつ食べたい女子にはとても嬉しいメニューです。



そしてもう一つ、土日祭日、数量限定にて販売される奥出雲横田の「小そば」。これは外せません!!江戸時代から続く出雲地方でもっとも古い蕎麦で絶滅寸前の在来品種とのこと。香り、甘味、強い粘りが特徴の貴重な蕎麦です。限定数ですが朝一番に入ったので食べることが出来ました。「え?お蕎麦ってこんなにも違いが出るものなの?」と皆様ビックリしておられました。他にも旬の「牡蠣」の天ぷらなど、この季節だから特に美味しいというものを頂き満腹、満足。



この日はここが折り返し地点ということで、重たいお腹を抱えながら自転車に乗り、ゆっくりとOVEへ向かいます。途中、次太夫堀公園の裏に広がっていた蕎麦の花。頃合いを見て収穫し蕎麦打ち体験などをするそうです。こうやって景色を楽しみながら空気の香りで季節を感じることが出来るのも自転車のいいところ。



今回はOVEまで往復40キロと距離もありましたのでエネルギー切れにならないようにとOVEカフェスタッフが手作りの散走バーを持たせてくれました。「マロングラッセ」、「ドライイチヂク」など、秋を感じさせてくれるエッセンスが入った散走ボリューム満点の散走BARでした。



雲が高くすっかり秋の空となってしまいましたが、砧公園のサイクリングロードを通った時にはまだ蝉が頑張って鳴いていました。今年の夏は涼しくて蝉の鳴き声がおとなしかったように思えました。あまりの寒さに土から出てこれなかった蝉がいるのではないかと心配していたのですが、なんだか少しほっとした気分になれました。暑くもなく、寒くもなく。本当に気持ちのいい散走日和の一日でした。

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