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堺のまちから、もういちど。

和晒(わざらし)と呼ばれる真っ白に木綿生地に、色や柄などを染め抜いた手ぬぐいは、手や汗を拭うものとして人々の暮らしにとけ込んでいました。ここ大阪・堺でも、昔は和晒が町のいたるところでたなびき、その和晒を染める工場がたくさんありました。そうした中で、手ぬぐいを染める技法として受け継がれてきたのが「注染(ちゅうせん・注ぎ染め)」です。



緻密で大胆。機械などなかった時代に、生地を何重にも折り重ねて染料を流し入れていっぺんに染めることで大量に生産してしまうという、なんとも大阪らしい技法で、明治時代に確立したと言われています。
その色合いは、優しく、愛おしい。職人がその手でひとつひとつ作っているので、何ともいえない風合いに仕上がります。
注染で染められた手ぬぐいは、機械で均一にプリントされた柄では出せない繊細で淡いぼかしを生み出し、人の心をそっと包み込みます。



200年以上も前から変わることのない“手ぬぐい”という製品に、デザインという新しい価値を注ぎ込んだのが、注染手ぬぐい「にじゆら」です。柄がお米やお出汁になっているなど、作家さんのセンスをかけあわせ、今の時代に合う手ぬぐいとして、もう一度、私たちの暮らしの中にとけ込もうとしています。
もちろん、ゼロからイチを生み出す、いわば発明的な新しさには、驚きやインパクトがあります。でも、「にじゆら」には、人が紡いできたストーリーがあります。堺という町に受け継がれ、“いま”という時代を取り入れている手ぬぐいは、これから私たちにどんなトキメキを与えてくれるのでしょうか。この3月21日をきっかけに、手ぬぐいについて、日本の伝統について、少し振り返ってみてはいかがでしょうか。

スタッフからひと言

スタッフ

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注染には多くの工程があり、その一つ一つを何人もの職人さんが連携して行います。工場見学に伺い、別の工程を行う職人同士の配慮や緊張感がさらに技術を高めてるのだと感じました。高度な技術を持った職人さんの手作業だからこそできる繊細でやさしいぼかしや、にじみ。その何とも言えない風合いが注染の魅力です。使い手が増えることで、この素晴らしい技術が後世に受け継がれていくことを願っています。

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