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出版:講談社

フランスの美しい村 全踏破の旅

フランスと聞いて、エッフェル塔や凱旋門をイメージする方も多いのではないでしょうか。パリやマルセイユといった都市以外にも、まだまだフランスにはステキな風景があるはず。文化や歴史、そして日常を感じられる「村」に照準を合わせ、知られざる素顔に迫ります。

“美しい村”とは、「フランスの美しい村協会」が、地方の村の保全と活性化を目指して1982年に制定した制度。厳選された150の村(※ 2009年時点)が登録されています。本書では認定を受けたすべての村を、美しい風景写真とともに紹介。観光スポットや見所を効率良く押さえたガイド本にはない、普段着のフランスが収められています。

これは、風景写真家である吉村和敏さんが4年半の歳月をかけ、すべての村を訪れた、いわば“巡礼の旅”の記録。「どの村にも個性があり、歴史と文化があり、そして文字通りハッと驚くような“美しさ”があった」という一文が示すように、家の外観ひとつをとっても、石造りからレンガ造り、木組みの家、鮮やかな土壁をもつ家など、個性が光ります。そしてなにより、風情あふれる建築物と豊かな自然との調和が美しいのです。きりりと流れる河に架かる石橋、山にそびえる古城の廃墟、そして麓に建ち並ぶ家々…。数百年前の景色をそのまま閉じ込めたような村に、脈々と伝わる日常。それを感じさせる吉村さんの写真は、フランスの小さな村にも、わたしたちと同じ時間が流れていることを気付かせてくれます。

同じ景色はふたつとない。記憶にも、心にも残る「自分だけの村」を見つけてみてください。今までのフランスの旅に、新しい価値を与えてくれるこの一冊。そこには、見るだけでも現地の空気を立体的に感じられる、本を通じた体験がありました。

スタッフからひと言

スタッフ

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ひとたびページを開くと、真っ青な広い空が目に飛び込んできます。絶壁の上に建つ石造りの村、そして葡萄やラベンダーの畑からはいまにも香りが溢れてきそう。認定された村には観光客が訪れることで活気が蘇り、過疎化対策にも一役かっているそうです。現在この美しい村認定制度は、イタリア、ベルギー、カナダ、そして日本にも広がっています。

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