OVE

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出版:ファーストプレス

その商品は、人を幸せにするか

贈り物にはオーガニック商品がいいかしら…。そんな風にソーシャルプロダクツを特別なものだと思っていませんか。しかし本来は、地域・伝統に根差した文化や環境の保護、生産者の抱える問題を解決するために生まれた仕組みのこと。ソーシャル事業が普及することで、支援を必要とする人たちの暮らしや私たちの毎日はどのように変化するのでしょうか。

本書ではソーシャル事業の運営方法を、具体的な仕組みや事例を用いて解説しています。地元企業が一丸となって地域の活性化に貢献したり、共感の輪を広げて強いブランド力を育むなど、支援先と支援者という枠を越えた繋がりを生み出している魅力的な事例が紹介されています。作中にある「私たちはただモノを売っているんじゃない、生産国の文化や人々の暮らしとつながっているんだ」という一文。これは、買う側の私たちにも通じる“想い”かもしれません。

例えば、いつも飲んでいるコーヒーと誰かの暮らしが繋がっている…としたら、その一杯には新たな喜びを感じられるかもしれません。生産者の顔が見えると野菜に味わいが増すように、商品を購入することで知った支援先の実情を理解すれば、商品に対する思いやその土地や街の見え方・考え方が変わっていくことを実感できるはず。

OVEでも一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会が主催する「ソーシャルプロダクツ・アワード」の趣旨に賛同し授賞式や展示会を開催したり、ワークショップやイベントなどを企画しているのをご存知ですか。機能やデザインだけでなく、商品に込められた背景に想いを巡らせることができるのがソーシャルプロダクツの魅力。あなたのまだ知らない世界との繋がりを、この一冊から広げてみてはいかがでしょうか。

スタッフからひと言

スタッフ

M.E

環境に配慮した商品を生み出すプロセスがケーススタディを交えてわかりやすく紹介されています。先見性と強い意志、熱い愛情をもってソーシャルプロダクツが創られているということが伝わってきました。持続可能な社会のため、消費者であるわたしたちが自分ゴト化して商品を選ぶことも大切なのだと考えさせられた一冊です。

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